殴り殺される覚悟で書いた親日宣言

チョヨンナム(著者), 萩原恵美(訳者)

• 販売会社／発売会社: ランダムハウス講談社/
• 発売年月日: 2005/04/13
• JAN: 9784270000656

商品レビュー

2015/03/01

国を挙げて昼夜を問わず一年中、反日活動をしているイメージが有る韓国(人)なのですが、著者のように親日的な発言をすると韓国社会で生きていけない様な雰囲気があるという事が判ります。日本でもヘイトスピーチの様な問題もありますが、韓国の方も行き過ぎた反日運動は規制されるべきではないでしょうか。民主主義国家を自称するなら。。。

2013/05/02

反日について知りたてく読書。

ウィキペディアを読むと本書発売後、韓国内で糾弾されて仕事を失ったそうだ。日本人から見ると外国人視点の普通の日本論だが、韓国では超がつくタブーなのだ。普段は反米、親米、反政府、親北などで世論が割れるマスコミも反日だけはきれいに足並みを揃えて、思考停止させる。これが韓国だと思った。常軌を逸脱している。

著者は反共を叩きこまれたいわゆる旧世代に当たる人であるが、その後のハングル世代や新世代でも日本に対し同じような認識の人は多いと思われる。しかし、残念ながら大韓民国の建国の国是なので、致し方なしかと。

日本の対韓国政策が転換点を迎えつつ今だからこそ、日本はもっと韓国を知り、現実的な距離を置いて付き合っていく必要があるのではないかと感想。

個人的には著者の日本論は新鮮味があり面白く読めた。

読書時間:約1時間20分

2007/02/20

非常に珍しいあちら側からの日本絶賛の声を記述した本。
ちょっとしたきっかけでひょんなことから日本に招待されることになった著者が日本の素晴らしさに目覚め、その感動を両国間の違いを皮肉りながらも書いている。
訪問前に事前に抱いていた日本のイメージからよほど違っていて、さぞかしショックを受けたらしく、文体も興奮気味になっている気がする。わざとかもしれませんが。