幻想と怪奇 ポオ蒐集家 ハヤカワ文庫NV

アンソロジー(著者), オーガスト・ダーレス(著者), ロバート・ブロック(著者), P.K.ディック(著者), レイ・ブラッドベリ(著者), パトリシア・ハイスミス(著者), リチャード・マシスン(著者), 仁賀克雄(編者)

• 内容紹介: 内容:淋しい場所 オーガスト・ダーレス著. ポオ蒐集家 ロバート・ブロック著. 女 レイ・ブラッドベリ著. すっぽん パトリシア・ハイスミス著. アムンゼンの天幕 ジョン・マーティン・リーイ著. 夢売ります ロバート・シェクリイ著. 繭 ジョン・グッドウィン著. 二年目の蜜月 リチャード・マシスン著. 無料の土 チャールズ・ボーモント著. あたしを信じて ディヴィス・グラップ著. 植民地 フィリップ・K.ディック著. エレベーターの人影 L.P.ハートリイ著. はやぶさの孤島 ジョン・クリストファー著. 水槽 カール・ジャコビ著
• 販売会社／発売会社: 早川書房/
• 発売年月日: 2005/02/25
• JAN: 9784150410773

商品レビュー

2010/05/28

幻想怪奇小説を集めた…

[文庫ＯＦＦ]

幻想怪奇小説を集めたアンソロジーの第一巻。想像しても遠くに感じるせいか、古い作家のものは余り怖くない。

2016/09/07

1975年の『幻想と怪奇1』の新装版。収録作品どれもほぼ面白いです。
が、やはり以下作品が特に怖かった。
「すっぽん」パトリシア・ハイスミス
「アムゼンの天幕」ジョン・マーティン・リーィ
南極のテントの中にあったものは何か…はっきり描写しないことによって恐怖を盛り上げる方法もあることを知った作品
「エレベーターの人影」L・P・ハートリィ
ホテルのエレベーター。少年にだけその黒い影が見える。そして…書き方はあっけないですが、怖いラスト。

2010/04/13

再版もの。50年代までの作品が主なのでやや時代がかっているというか、旧い感は否めない。少々拍子抜けするもの、早々に展開や結末が読めてしまうものもあるが、モダンホラーとは趣の違う正調「怪奇小説」を味わえるとも言えるか。
ハイスミス「すっぽん」、リーイ「アムンゼンの天幕」が好み。