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仕事のなかの曖昧な不安 揺れる若年の現在 中公文庫
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仕事のなかの曖昧な不安 揺れる若年の現在 中公文庫

玄田有史(著者)

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仕事のなかの曖昧な不安 揺れる若年の現在 中公文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社/
発売年月日 2005/03/25
JAN 9784122045057

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仕事のなかの曖昧な不安

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商品レビュー

3.7

9件のお客様レビュー

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2019/11/21

若年層が労働に対して抱いている「曖昧な不安」を、各種のデータを手がかりにすることで浮き彫りにしようと試みています。 単行本刊行時は、フリーターやニートになる若者たちの勤労意欲の低下が批判されていました。山田昌弘の『パラサイト・シングルの時代』(ちくま新書)も、著者の山田にとって...

若年層が労働に対して抱いている「曖昧な不安」を、各種のデータを手がかりにすることで浮き彫りにしようと試みています。 単行本刊行時は、フリーターやニートになる若者たちの勤労意欲の低下が批判されていました。山田昌弘の『パラサイト・シングルの時代』(ちくま新書)も、著者の山田にとっては不幸なことですが、「パラサイト・シングル」という言葉だけが独り歩きするかたちで、こうした論調を強める結果となってしまいました。 その後山田は、若者を取り巻く状況の変化を受けて、『パラサイト・シングルの時代』の議論をあらため、若年層が直面している問題をていねいにすくい上げる仕事に着手しました。そして本書も、「勤労意欲のない若者への批判」に対する反省の機運が高まるきっかけとなった著作です。 とくに目を引くのは、「ウィーク・タイズ」(弱い紐帯)についての議論です。本書の著者は、幸福な転職や独立をもたらすのは資格や語学力といった専門技能ではなく、会社の外に広く信頼できる友人をもつことが重要だと主張し、そうした幅広いつながりをそなえた「コネクション社会」の方向へと歩むことが、若者たちを支えることにつながると論じています。

Posted by ブクログ

2018/11/18

若者の就業を阻んでいるのは中高年の雇用既得権 を優先する構造にある、という主張を展開した一冊。 データも存分に使ってあって、かなりの力作。 スタンスとしては、これから働こうという若年層を応援 するもの。だから、若年層にもっと読まれていいはず。 でも、たぶんこの本はそ...

若者の就業を阻んでいるのは中高年の雇用既得権 を優先する構造にある、という主張を展開した一冊。 データも存分に使ってあって、かなりの力作。 スタンスとしては、これから働こうという若年層を応援 するもの。だから、若年層にもっと読まれていいはず。 でも、たぶんこの本はその肝心の若年層にはリーチ していないんじゃないかという気がする。この題名、 体裁、章立て。 せっかく若年層を応援するスタンスを取っているの だから、もうひと工夫してリーチする努力をすべき じゃなかったか。 「十七歳に話をする」という終章で、実際に十七歳と 顔を合わせて話をした時のことが書いてあるが、ここ でも著者は緊張してうまく話せなかったとある。 とっつきやすさを出すために冗談半分のつもりで書いた のかもしれないが、う〜ん、これは笑えない。 この力作の価値を若年層に届けられていない。 サントリー学芸賞と日経・経済図書文化賞を受賞したと あるが、この本は(これらの賞の選考者である) 中高年の支持を受けることではなく、若年層に支持されて 初めて意味があると思う。

Posted by ブクログ

2013/04/20

なんか、最近の世の中もやもやしてるなぁ。 そんな気持ちとタイトルがリンクして購入。 どこか社会がおかしいというのを明言できず、 それを個人のレベルでも言語化できない、 まさに曖昧なこの状況の中で、 諸々の統計etc実際のデータを基に言及していくのは、天晴。 分かっているようで...

なんか、最近の世の中もやもやしてるなぁ。 そんな気持ちとタイトルがリンクして購入。 どこか社会がおかしいというのを明言できず、 それを個人のレベルでも言語化できない、 まさに曖昧なこの状況の中で、 諸々の統計etc実際のデータを基に言及していくのは、天晴。 分かっているようで、分かっていなかったことが、 きっと読み進むうちに一つずつベールをはがされていくはず。 読みやすいので、社会について興味がある人はもちろん、 普段、こういう話題に触れない方にこそ勧めたい一冊。

Posted by ブクログ

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