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考えあう技術 教育と社会を哲学する ちくま新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房/ |
発売年月日 | 2005/03/09 |
JAN | 9784480062222 |
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商品レビュー
3.7
8件のお客様レビュー
教育の哲学的な模索を対談形式でまとめたもの。非常に参考になった。ただ、現場の視点ではなくあくまで原理原則から論じたものである。お二人の述べる理想的な教育を実際にどれだけの学校が、何人の教師が実現できるのかと問えば、かなり厳しいのではないか。 本書はそういう現実を超えて語られる...
教育の哲学的な模索を対談形式でまとめたもの。非常に参考になった。ただ、現場の視点ではなくあくまで原理原則から論じたものである。お二人の述べる理想的な教育を実際にどれだけの学校が、何人の教師が実現できるのかと問えば、かなり厳しいのではないか。 本書はそういう現実を超えて語られるところに意味があるのだろう。著書の方々が例えば5年現場で勤務すればかような意見は言えなくなるかもしれない。教室での教育だけに集中できる教員など実際にはほとんどいない。 では、仕事の山で遭難しかかっている現場の教員こそが偉いのかといえばそんなことはまったくない。教育学の先生方には大いに理想を語っていただきたいし、現状に批判の声を投げ続けていただきたい。 そういうことを感じさせる内容であった。
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2005年刊。◆教育・学習、そして学習意欲を中核テーマとし、苅谷東京大学大学院教育学研究科教授、西京都精華大学人文学部社会メディア学科助教授が対談し、行間を苅谷氏の論考が埋める。◆自由の享受を所与とする現代社会から出発しつつも、社会的公正(フェアネス)の実現、共生の追求とルール作成の必要性の伝達とを真摯に検討(なお自由権追求・享受は他者の自由権の侵害までは許容しない憲法人権論の基本テーゼ有)。◇まぁ、パーソナリティからキャラクター尊重への軸足移動という観点は理解できるが、全般に抽象的議論に過ぎた感はある。 なお、本論とは余り関係ないかもしれないが、哲学学習の意味、あるいは哲学書読破の意義が、思考の「追体験」にある、というのは目から鱗。
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「なぜ学ぶのか」。 これを哲学者と教育社会学者が語りあった、対談とエッセーを収めた本。 「学び」は「自分のため」か。 他者との関わりの中での、他者のための学びの可能性を展開できないか。 そのような可能性を探る意味でも、非常に参考になる一冊。 教員志望者には特にオススメ!
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