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竜とわれらの時代 徳間文庫
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竜とわれらの時代 徳間文庫

川端裕人(著者)

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竜とわれらの時代 徳間文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店/
発売年月日 2005/10/15
JAN 9784198923136

竜とわれらの時代

¥220

商品レビュー

3.7

6件のお客様レビュー

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2012/12/25

学術的には『恐竜はなぜ鳥に進化したのか―絶滅も進化も酸素濃度が決めた』 (文春文庫) 著者: ピーター・D.ウォードを読んで知識を得た。なるほどそうなのかと、更なる知識欲に目ざめ、『竜とわれらの時代』を手にする。恐竜は6000千万年以上前に滅び、人類と共存したことはない、その痕跡...

学術的には『恐竜はなぜ鳥に進化したのか―絶滅も進化も酸素濃度が決めた』 (文春文庫) 著者: ピーター・D.ウォードを読んで知識を得た。なるほどそうなのかと、更なる知識欲に目ざめ、『竜とわれらの時代』を手にする。恐竜は6000千万年以上前に滅び、人類と共存したことはない、その痕跡があると唱える人たちは、聖書の内容を100%信じるキリスト協会から、援助を受ける団体である。恐竜時代への探求は、宇宙開発と合わせてアメリカのロマンなのだという。小説ストーリーは別にして、恐竜好きにはたまらない内容になっている。恐竜がテーマーの小説は希少なのだ。

Posted by ブクログ

2012/03/23
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※このレビューにはネタバレを含みます

もの凄く分厚い本でしたが、ほぼ2日間で読了。 一気に読める面白さです。 しかしながら、恐竜、キリスト教に興味が無いと、「よく分からない」という感想になりそうではある。 恐竜の化石発掘から学会発表、展示までをメインストーリーにして、さらに進化論問題、キリスト教vsイスラム教、原発問題のような話が入ってくるので、必然的に登場人物も増え、複雑に絡み合ってきます。 風見大地という恐竜大好き少年とその弟が恐竜の化石を発見するところからストーリーが始まります。彼らの成長を見守りつつ、年月が経ち・・・となっていくのですが。 中盤以降、兄弟のお父さんの方が活躍しまくって、若いお嫁さんをもらって・・・というのがやや不満。 全体を俯瞰できるのが「父」だけだったから動かしやすかったのだろうけれど、結果的に兄弟がヘタレっぽくなったなあ。 兄は恐竜オタクの科学者、弟はのんびりと地に根ざした「農夫」だから仕方がなかったのかもしれないけれど。 恩師の理論を覆すT3の発表が格好良かっただけに、ちょっと残念でした。

Posted by ブクログ

2011/08/07

恐竜。自分はそれほどでもありませんがうちの家族で言うと姉が大好き。会社の先輩のABさんのうちはお嬢さん2人ですが大恐竜博にせがまれて連れて行ったそうですよ。その時あまりの行列にABさんは恐れおののいて、『お姉ちゃん、残念だったね。恐竜博今日お休みだって』といたいけな5歳児を騙そう...

恐竜。自分はそれほどでもありませんがうちの家族で言うと姉が大好き。会社の先輩のABさんのうちはお嬢さん2人ですが大恐竜博にせがまれて連れて行ったそうですよ。その時あまりの行列にABさんは恐れおののいて、『お姉ちゃん、残念だったね。恐竜博今日お休みだって』といたいけな5歳児を騙そうとしたそうです。(まあコレはお嬢サンのほうが一枚上手で、『ぱぱ!恐竜博見たい方はあそこに並んでくださいって言ってるよ!!』と案内アナウンス気づかれてしまい、ソフトクリームで釣ろうとしても釣れず、仕方なく1時間くらい並んだって言ってました)子供は恐竜好きですよね~ かくいう自分も結構好きです。展覧会は結構行ってます。そういわれれば。 何でこんなに恐竜に惹かれるんだろう。確かに。多分その大きさに圧倒されるのと、自分の想像力の及ばぬ辺りにあるからかなあ、と自分は思うのです。さらにその生物は化石として実際この地球上に生息していた証明があるのですから!!自分、昔は恐竜の展示を見て、あの全部が発掘されたんだ~すごいなあ~と思っていたのです。が。そんなわけ、ないですよね、良く考えると。立体的に残っているなんて… あの展示の内、化石部分がどれくらいかなんて考えたこともなかったです。 自分が子供の頃は大型肉食恐竜は皆ゴジラ型で竜脚類はまっすぐに首を立てておりました。それが今では。T-REXの歩き方。大型の雷竜の歩き方。恐竜と鳥の関係。面白いなあ。これからもどんどん今まで定説といわれていたことは変わっていくんだろうなあ、と思うと本当に面白いです。 で。お話ですが…ちょっと詰め込みすぎな感が。結構大きな事件が起きても時間がすぎてなんとなくなあなあになってしまう。どこが盛り上がりの一番頂点なのかわからないまま終わってしまったような… 自分的にはT3の論文発表の場が一番の山場だと思ったのですがそれだけにすると小説として地味だから宗教とか展示会のハプニングとか入れたのかなあ… 散漫としてしまった感があって残念です。なのでちょっと点は辛いです。

Posted by ブクログ

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