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霧のなかの子 行き場を失った子どもたちの物語
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2005/04/30 |
| JAN | 9784152086303 |

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霧のなかの子
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商品レビュー
3.9
19件のお客様レビュー
無言症のセラピストのノンフィクション。この方の作品は初めて読んだが小説のように読みやすく、面白かった。作者の文章力と恐らく、翻訳も良いのだと思う。 この作品の中では、仮名にしているが、彼女が関わった3人との粘り強い、具体的なセラピーが描かれている。子どもの頃に夢中になって読んだ...
無言症のセラピストのノンフィクション。この方の作品は初めて読んだが小説のように読みやすく、面白かった。作者の文章力と恐らく、翻訳も良いのだと思う。 この作品の中では、仮名にしているが、彼女が関わった3人との粘り強い、具体的なセラピーが描かれている。子どもの頃に夢中になって読んだ「24人のビリーミリガン」を思い出した。人間の心理(特に困難な状況に直面している本人、またその家族)の複雑さを改めて感じた。 P369 〜370 他人の不可解な行動を理解しようとする過程で、自分から不幸を選び取る人はだれもいないということを理解していることが助けになるとわかった。だれかが不幸だとしたら、それは彼らがほかにどうすることもできないか。そういう状態にあるわけだ。もっと客観的な立場から見れば、彼らの過ちが何なのかはっきりしているようなときでさえ、このことはいえるとわかった。
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表紙の絵も好き、内容も大好き、でかなり読んでいたが、これだけまだ読んでいなかった…と思い、久々に借りる。一時没頭して読んでいたのに、数年たつと本の好みが変わったのか、今ひとつ進まない…。重すぎる状況の中で見えてくる真実。
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著者のノンフィクションはほとんど読んでいる。 今回はトラウマによって無言を貫き通す子供たちの話。 彼女の専門が児童虐待によって心を閉じた子供ばかりなので、核心に触れた時どうしても重い気持ちになるが、こういう症例となって表れるのだという勉強にはなる。 とにかく子供たちとのかかわり方...
著者のノンフィクションはほとんど読んでいる。 今回はトラウマによって無言を貫き通す子供たちの話。 彼女の専門が児童虐待によって心を閉じた子供ばかりなので、核心に触れた時どうしても重い気持ちになるが、こういう症例となって表れるのだという勉強にはなる。 とにかく子供たちとのかかわり方がすごい。 瞬時に相手の気持ちを察し、あらゆる方法で固く閉ざされた心の扉を開き、隠されたものを引きずり出していく。 応用力や発想力もさることながら、腫れ物に触るようなことは決してしない。ダメなものはダメだという勇気。 操作しようとする子供に巻き込まれないようにする強さ。 あまりにも難しい症例に果敢に挑んでいくのは、子供を救いたいという気持ちと確固たる信念があるからだろう。 経験値は大切だと感じた。
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