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パッチギ!対談篇 喧嘩、映画、家族、そして韓国 朝日選書774
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パッチギ!対談篇 喧嘩、映画、家族、そして韓国 朝日選書774

李鳳宇(著者), 四方田犬彦(著者)

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パッチギ!対談篇 喧嘩、映画、家族、そして韓国 朝日選書774

定価 ¥1,430

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞社/
発売年月日 2005/04/08
JAN 9784022598745

パッチギ!対談篇

¥385

商品レビュー

3.8

4件のお客様レビュー

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2024/09/27

 もう、20年前の本です。井筒和幸監督の「パッチギ」がわが家で評判だったころ買い込んで読んだのが最初です。  最近、松倉大夏という監督「ちゃわんやのはなし」というドキュメンタリー映画を見て、李鳳宇が企画したことを知り、読み直しました。  最初に読んだ頃、李鳳宇も四方田も、まあ、読...

 もう、20年前の本です。井筒和幸監督の「パッチギ」がわが家で評判だったころ買い込んで読んだのが最初です。  最近、松倉大夏という監督「ちゃわんやのはなし」というドキュメンタリー映画を見て、李鳳宇が企画したことを知り、読み直しました。  最初に読んだ頃、李鳳宇も四方田も、まあ、読んだボク自身もまだ若かったことが一番印象的でした。  この本の感想はゴジラ老人の日々というアホブログに書きました。できれば、そっちを覗いてやってください(笑)  https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202408100000/

Posted by ブクログ

2022/02/03

映画《パッチギ!》は自分にとって二つ目のキッカケになった。あれから十年ほど経って漸くハングルを学び始め、少しずつ文化や歴史の極々キホンを学び始め、今頃になって、この本に出会った。焦りを感じそうになるが、グッと堪えてマイペースをキープ。 「誰もが真面目くさった厳粛な表情で語ろうと...

映画《パッチギ!》は自分にとって二つ目のキッカケになった。あれから十年ほど経って漸くハングルを学び始め、少しずつ文化や歴史の極々キホンを学び始め、今頃になって、この本に出会った。焦りを感じそうになるが、グッと堪えてマイペースをキープ。 「誰もが真面目くさった厳粛な表情で語ろうとしたり、できることなら話題から外そうとしていることは、フランクに、何の構えもなく話すことにしよう。逆に、誰もが軽く考えてきたり、話題に上るだけで終わらせてしまうようなことは、真剣に、徹底して話しておくことにしよう。わたしたちはこの二つの原則にもとづいて、自分たちを造り上げてきた歴史について語ってきた。思い出ではない。伝説でもない。正真正銘の歴史である。」 両者に共感するが、「わたしの人生哲学は「勝ち逃げ」といってもいいかもしれない」と語る李鳳宇さんに、より一層のシンパシーを感じる。

Posted by ブクログ

2014/08/30

「月はどっちに出ている」や「パッチギ!」のプロデューサー・李氏と映画評論などで活躍し、1970年代に滞在していたほどの韓国通である四方田氏の対談集。対談を文章で読むのって、ものによってはつらいことがあるので、これもそんなことを危惧しながら読み始めたんだけど、かなり面白く読み通せた...

「月はどっちに出ている」や「パッチギ!」のプロデューサー・李氏と映画評論などで活躍し、1970年代に滞在していたほどの韓国通である四方田氏の対談集。対談を文章で読むのって、ものによってはつらいことがあるので、これもそんなことを危惧しながら読み始めたんだけど、かなり面白く読み通せた。2人は7歳差なので同世代ってほどでもないし、朝高と教駒で教育を受けた背景も違うし、そんなに頻繁に会っているわけでもなさそうなんだけど、映画や朝鮮・韓国、在日が媒介になっている感じ。 李氏はスマートな現在の姿によらず、昔はだいぶやんちゃだった様子。一方で、飄々と生きている印象だった四方田氏が、自らの生い立ちの反映なのか、結婚するつもりない、子ども欲しくないなど意外とネクラなのにびっくりした。 映画のことだけでなく、深く日本と朝鮮半島との関係や在日の話などにも及んでいるのがよかった。二人とも自分の信念のもと、普通でない生き方をしているんだけど、話はまともで好感もてるし、自分が生きたり考えたりするときの参考にもしたいもんだと思った。

Posted by ブクログ

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