![君あり、故に我あり 依存の宣言 講談社学術文庫](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001296/0012968678LL.jpg)
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君あり、故に我あり 依存の宣言 講談社学術文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2005/04/10 |
JAN | 9784061597068 |
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君あり、故に我あり
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商品レビュー
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13件のお客様レビュー
サティシュ・クマールの思想は世界を様々なつながりから見ていく広い視野が特徴です。これは読んで頂ければすぐにわかると思います。決して難しいことは書かれていません。むしろその読みやすさに驚くと思います。ですだだからといってその教えが浅くて軽いものだということは決してありません。その教...
サティシュ・クマールの思想は世界を様々なつながりから見ていく広い視野が特徴です。これは読んで頂ければすぐにわかると思います。決して難しいことは書かれていません。むしろその読みやすさに驚くと思います。ですだだからといってその教えが浅くて軽いものだということは決してありません。その教えの深さに思わず頭が下がるほどになることは間違いありません。 これはものすごい名著です。ぜひおすすめしたい1冊です。
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2021.62 シューマッハカレッジのサティシュさんの本。 ・善良を行う(行為)ということだけでなく、善良である(存在)、ということが大切。 ・そのためには自然とのつながりが大切。 ・全てのものは自分と相互関係、一つの地球共同体。
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西洋の二元論的世界観が、対立を深め、今日の世界の危機を招いている。インドで生まれ、イギリスで暮らし、洋の東西を知る著者が、分離するのではなく、全体を見る哲学を説いた書籍。 ルネ・デカルトは、精神と物質、心と体を分け、世界を分析、分類する対象物の集合として捉えた。この二元論は、西...
西洋の二元論的世界観が、対立を深め、今日の世界の危機を招いている。インドで生まれ、イギリスで暮らし、洋の東西を知る著者が、分離するのではなく、全体を見る哲学を説いた書籍。 ルネ・デカルトは、精神と物質、心と体を分け、世界を分析、分類する対象物の集合として捉えた。この二元論は、西洋文化の支配的パラダイム(理論的枠組み)となっている。 二元論的世界観では、人には個別の自我があり、他者とは無関係に自分の意志で行動できると考える。これは「分離する哲学」である。 一方で、全体を見ようとする哲学もある。例えば、木を木として捉え、幹、枝、葉、花の集合とは見ない。これは「関係を見る哲学」といえる。 「分離する哲学」では、個人は自らの利益を得ることだけを奨励される。この終わりなき獲得競争は、不安をもたらす。今日、不安や不信が、私たちの生活を支配しているが、これは、私たちが他者と深い関係を持たなくなったからだ。 「関係を見る哲学」では、人は他者がいて初めて存在できると考える。これをヒンズー教徒は、「ソーハム(彼は我なり)」、「君あり、故に我あり」という言葉で表現する。 世界中で起こっている対立は、個人や共同体、社会や国家などが、それぞれ個別の「自己利益」を追求していることが原因である。私たちは自己利益ではなく「共通利益」を求めるように変わらなければならない。 地球を守ろうとする環境保護運動も、多くの場合、人類の利益を優先する二元論的な世界観に基づいている。だが、必要なのは、自然を守ることだけではなく、すべての生命の神聖さを認識し、畏敬の念を抱く「敬虔なエコロジー」である。
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