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太鼓たたいて笛ふいて 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社/ |
発売年月日 | 2005/10/28 |
JAN | 9784101168302 |
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太鼓たたいて笛ふいて
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太鼓たたいて笛ふいて
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商品レビュー
4.3
5件のお客様レビュー
林芙美子の後反省を著した 劇作品。終戦で戦争賛美を反省し、反戦活動を続けた。短編だが読みごたえあり。20199.8.19。
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林芙美子は、桐野夏生の「ナニカアル」で描かれているのを読んだだけで、その時の印象は恋に生きる感じだなあ、と思ったが、今回は筆に生きる人だなあというのが印象。太鼓たたいて笛吹いて、という題名がとても良い。林芙美子の後悔とか信念とかが深く感じられて、身震いしてしまった。
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知識不足で林芙美子といえば、放浪記、カフェー、女給、下落合在住、編集者を待たせる。といったイメージしかなかったけれど、戦争中従軍記者をやっていたのだなあと思った。舞台のことを大変遅ればせながら知って読んでみたんだけど。ちょっと作者の都合のいいように個人史を解釈しすぎかとも思ったけ...
知識不足で林芙美子といえば、放浪記、カフェー、女給、下落合在住、編集者を待たせる。といったイメージしかなかったけれど、戦争中従軍記者をやっていたのだなあと思った。舞台のことを大変遅ればせながら知って読んでみたんだけど。ちょっと作者の都合のいいように個人史を解釈しすぎかとも思ったけれど。けっこうおもしろかった。信じていたものが違っていた場合、後から見ればそのときいっていたことはうそになってしまうわけで、その責任をどうとるかというのは大変むずかしい問題である。
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