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雨にぬれても 幻冬舎アウトロー文庫
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雨にぬれても 幻冬舎アウトロー文庫

上原隆(著者)

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雨にぬれても 幻冬舎アウトロー文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎/
発売年月日 2005/04/30
JAN 9784344406537

雨にぬれても

¥220

商品レビュー

3.5

11件のお客様レビュー

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2018/10/08

前に読んだ、上原隆「喜びは悲しみのあとに」と同様、市井の人の生き方を描く。 あとがきより。 「私は1994年頃からこうした取材ものを書き始めた。十年以上続けていることになる。取材させていただいた方々のその後のことをきくと、みんあシッカリと生きている。取材した時は、つらいだろうなと...

前に読んだ、上原隆「喜びは悲しみのあとに」と同様、市井の人の生き方を描く。 あとがきより。 「私は1994年頃からこうした取材ものを書き始めた。十年以上続けていることになる。取材させていただいた方々のその後のことをきくと、みんあシッカリと生きている。取材した時は、つらいだろうなと同情した人も、明日からの生活はどうするのだろうと心配した人も、それぞれにどうにか生きている。  失恋しても、失業しても、病気になっても、自信を失っても、人は生き続けているということ。この単純な事実に私は励まされている。」  本書を読むと、本当にそう思う。

Posted by ブクログ

2016/07/23

このシリーズ好きなんですよねぇ…特にこれといったことのない人間の日常を描いているんですけれども、この人の手にかかれば面白い読み物に変わるというか…当作品はシリーズ三作目ですけれども、また前二作を読み返したくなりましたもの…。 今回はアレですね、一作目に登場してきた中年の女性がつ...

このシリーズ好きなんですよねぇ…特にこれといったことのない人間の日常を描いているんですけれども、この人の手にかかれば面白い読み物に変わるというか…当作品はシリーズ三作目ですけれども、また前二作を読み返したくなりましたもの…。 今回はアレですね、一作目に登場してきた中年の女性がついに! 彼氏をゲットするという…続編として登場してきましたねぇ…まあ、彼女がお幸せになればいいのですけれども…この文庫本が出たのがすでに10年くらい前ですから、今ではもう還暦を迎えているはず…ハッピーになっていればいいですね! ヽ(・ω・)/ズコー というわけで、この人の本はもっと読みたいですなぁ…と感じさせてくれるノンフィクションでした。おしまい…。 ヽ(・ω・)/ズコー

Posted by ブクログ

2016/07/11

コラム・ノンフィクションのシリーズ第3弾。 とくに印象に残ったのは、著者が現役中学生に聞いた話(「中学生」143-152頁)。 中学2年生の男子というと、なんだか反抗期真っ只中のイメージ。←それは偏見w だけど実際の彼らは、父親の助言を素直に受け取ったり、家庭の財政をそれとなく...

コラム・ノンフィクションのシリーズ第3弾。 とくに印象に残ったのは、著者が現役中学生に聞いた話(「中学生」143-152頁)。 中学2年生の男子というと、なんだか反抗期真っ只中のイメージ。←それは偏見w だけど実際の彼らは、父親の助言を素直に受け取ったり、家庭の財政をそれとなく分かって気にしていたり… 学校の規則を頑なに守ったり(野球部に所属している彼らが問題を起こすと、部活停止になり皆に迷惑がかかるため)、ままならない恋愛に苦しんだり…。 自分が中学生だった頃は、もっとガムシャラに生きていたよなぁ~と、しみじみ思った。 でも、いつの時代の中学生も悩む事柄はそんなに変わらないものなんだなぁと思い、少し安心もした。 今回は、前作までとは趣が少し違ったように感じた。(ウェブマガジンの月一連載を編集したものだから?‥は関係ないか。) とくにテーマも掲げられていなかったので、最初は戸惑ったが、逆にテーマの“答え”に近づこうと意識しなかったぶん自由な読み方ができたともいえるのかな、と思う。 あとがきには取材した方々の後日談などが書いてあり、これがまた心温まる内容だった。 何より著者の結びの言葉が、本書を読んで勇気づけられた人々の総意だなと思った。 〝失恋しても、失業しても、病気になっても、自信を失っても、人は生き続けているということ。この単純な事実に私ははげまされている。〟(259頁)

Posted by ブクログ

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