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法律家のためのキャリア論 変わりはじめた弁護士・役人・学者の世界 PHP新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | PHP研究所/ |
発売年月日 | 2005/12/02 |
JAN | 9784569645346 |
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法律家のためのキャリア論
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商品レビュー
3.4
8件のお客様レビュー
国内弁護士、渉外弁護士、キャリア官僚、法律学者、企業法務といった、法律関係の職業の概要と、法科大学院の新設による変化について。 仕事上お付き合いした人たち(これからもなんらかの接点はでてくるだろう)の実態を少しは理解できた。
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2005年と若干古い本だが,特に官僚や大学教授のキャリアについて,参考になった。 「弁護士業務が法律サービス全般を提供するものとするならば,司法修習による法廷技術の習得を,大幅に増やした司法試験合格者全員に義務づける必要はない。」(170頁) 最近囁かれる司法修習不要論について,数年前からも指摘がされている。 自分としては,司法修習は非常に貴重な体験であり満喫したいと思うが,貸与制で1年間も無収入の状態に縛り付けるのであれば,望まない人に強制する理由に欠けるのではないかとも思う。 「新制度は弁護士に対する基本的位置づけについてあいまいな立場になっている。」(同) やはり,制度設計の時点で,既に矛盾を多く孕んでいたのだろうかな。 法学者育成システム(189頁前後)については,こんなにうまくいくかなぁ,という印象。法科大学院が,博士課程の一部を代替しうるとは思えないんだけど…。優秀な人は,法科大学院の授業や課題はさっさと終わらせて,自分の研究に没頭できるんだろうか。 「職業人としてのベストの時期は三十~四十歳代」(210頁),「三十~四十歳代に数回転職をしてでも専門能力を高めるほうが確実な生き方になる可能性が出てきた。」(227頁) うーん,転職するとしたらどのタイミングなんだろう…。
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[ 内容 ] 弁護士は「とりあえず取得する資格」となる!? 法科大学院創設により、法曹人口の量産時代が到来。 司法制度改革は法律を扱う職業のあり方を大きく変えようとしている。 有力弁護士は役人の中枢ポストに就き、学者としても活躍の場を広げる。 弁護士の中でも多様なキャリアや経済的格差が生まれるだろう。 従来、法律にまつわる職業は、「参入規制」と「すみわけ」で守られ、独特の世界を築いてきた。 本書は、その実態と今後の展望を独自の体験を交えて描く。 これから目指す人も必読の一冊。 [ 目次 ] 十年後の世界 第1章 体験的職業論―国内弁護士、役人、学者の世界 第2章 人気上昇中の法律家―渉外弁護士、裁判官、企業法務担当者の仕事 第3章 法科大学院が変える法律家のキャリア―国内弁護士、役人、学者の将来像 第4章 私の職業生活―独占禁止法の専門家へ 第5章 理想のキャリア―人材流動化の時代 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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