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檸檬のころ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社／発売会社 | 幻冬舎/ |
| 発売年月日 | 2005/03/05 |
| JAN | 9784344007475 |
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檸檬のころ
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商品レビュー
4
97件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
とある高校に通っている複数の生徒、先生、その学校の近くで昔から営業している商店の息子を描いた物語だった。 どの物語も、ハッピーな展開とハッピーでない展開が必ず入っていて、とても面白かった。 ある日突然 保健室登校になった生徒だが、入学当初から仲良しになった友達の危機を救ったり、昔よりもお客さんが減って閉店しようかと考えている商店の息子の前に、母校で働いている同級生に出会い、その同級生の言葉で閉店しないことを決めたり、付き合っている高校生カップルの彼女が県外の学校に進学することになり、当時携帯電話があまり普及していないため固定電話で話し合おうと言ったが、多分、今後連絡はしないだろうと予感していたりなど、色々な人生の分岐点があり、ちょっとしたことで その後の人生が大きく変わるんだなとつくづく思った。
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読むと、自分の学生時代を誰もが思い出すのではないでしょうか。似たような経験をした人、まったく違う経験をした人…多種多様だと思うが、なんだか身近に思えるそんなお話。
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田舎の公立高校を舞台に描かれた、地味目な高校生達のお話。 ただただノスタルジーに浸ってしまった。 まるで、自分がそこにいたかのような気分。 最後の短編｢雪の降る町、春に散る花｣が個人的には、特によかった。
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