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社会福祉と通訳論 手話を学ぶ人たちの学習室 全通研学校講義集1
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文理閣/ |
発売年月日 | 2005/02/25 |
JAN | 9784892594762 |
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社会福祉と通訳論
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超大物と言って過言ではない2名の講師による全通研の講義集。 前半は社会福祉の大家、真田是先生。後半は司法通訳の大御所、長尾ひろみ先生。 真田先生の話は極めて分かりやすく、それでいて問題意識を深められます。 以前からずっと、人が社会に求めるものは「右肩あがり」であるのだけれど、...
超大物と言って過言ではない2名の講師による全通研の講義集。 前半は社会福祉の大家、真田是先生。後半は司法通訳の大御所、長尾ひろみ先生。 真田先生の話は極めて分かりやすく、それでいて問題意識を深められます。 以前からずっと、人が社会に求めるものは「右肩あがり」であるのだけれど、行政は「右肩あがり」の政策を続けていけるはずもない。ここに、社会福祉のジレンマがあるのだと感じました。 また、絶対に見落としてはいけないのが「機能合理性」と「実質合理性」の箇所。具体的な内容を述べてしまうのはまずいかもしれないけれど、社会福祉における合理性というのは、他の合理性とどこか区別して考えなければならない。そのことを痛感させられ、最後には真田先生お得意の住民による福祉の獲得について語って締めくくっています。 長尾先生は主に「メルボルン事件」を取り上げて、通訳の意義、必要性、責任などを細かくおっしゃっています。読んでいるだけで、色んな言葉の表現が頭の中を飛び交い、ごちゃごちゃになる。でも、それを経験した上で実力はつくのだし、適切な通訳のためには必須の体験であると感じます。 日本において「逆メルボルン事件」を起こさないためにも、通訳者は長尾先生の言葉に真摯に耳を傾ける必要があると思います。通訳は人権問題であるということを、いやおう無く認識させられるお話であり、これから通訳を担っていきたいと考えている人にとっては決して避けては通れないお話なのだと思います。 途中にある、まぎらわしい日本語の使い分けは非常に勉強になりました。ますます精進して勉強せねば。
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