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黙の部屋
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 2005/04/25 |
JAN | 9784163239002 |
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黙の部屋
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商品レビュー
3.6
8件のお客様レビュー
美術雑誌の編集長水島が、石田黙という謎の画家を追い求めていくうち、不可思議な事件が起こる。 折原さんだ、折原さんだぞ……と念を押すように読んでいたが、ころりと騙された。すっかり全部騙されたというよりは、ああそっちかと方向性を違えたような、表裏を間違えたかのような、ちょっとし...
美術雑誌の編集長水島が、石田黙という謎の画家を追い求めていくうち、不可思議な事件が起こる。 折原さんだ、折原さんだぞ……と念を押すように読んでいたが、ころりと騙された。すっかり全部騙されたというよりは、ああそっちかと方向性を違えたような、表裏を間違えたかのような、ちょっとした騙しが小気味良かった。 水島が石田黙に魅了されていく様はおもしろく、運命の出会いとはこういうものかもしれない。新規ハイ過ぎるのではという心配が多々あったが、それさえも石田黙の謎めいた存在と合わせて取り憑かれているかのようで、作品の不思議さを醸し出している。 そういえばオークションで石田黙を出し続けていた目白勇二は謎の男のままだったが、なんだったのだろうか。個人的には「星座」の絵がとても神秘的で好きだ。
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図書館。折原一さんを初めて読んだ。実在の画家とミステリーを絡めているからなのか、独特の妖しさが全体に流れている。実際に絵が多用されているのも効果的。事件と犯人そのものはそんなに面白くないのに、作品が醸し出す雰囲気にはのみ込まれてしまった。
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ある店で石田黙という画家の作品を見つけた水島。徐々に石田黙にひきつけられていく水島。ネットオークションで黙の作品を落札する水島。三田村裕子との出会い。三田村裕子の兄・黙士の失踪。石田黙を兄と想い作品を集める裕子。裕子の元恋人・松野友也。美術評論家・竜野建作と事件の関係。何者かに誘拐された裕子を助け出すために謎のアトリエに向かった水島。殺害された竜野。竜野の妻の死と事件の関係。
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