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悪について 岩波新書
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悪について 岩波新書

中島義道(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2005/02/18
JAN 9784004309352

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商品レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 悪の哲学探求
  • 自己認識の重要性
  • 善悪の問い直し
  • カント思想の影響
  • 哲学初心者向け
  • 内面的成長の手引き
  • 同調からの脱却
  • 悩みと後悔の意味
  • 善く生きるための考察
  • 思考の大切さ再認識

人間の内面に潜む《悪》について深く考察したこの哲学書は、自己愛を抱くすべての人が持つ根源的な悪に気づかせてくれます。著者はカントの思想を基に、善悪の問いを通じて自己認識を促し、悩みや後悔が『善く生きること』に繋がると説きます。読者は、他者との同調に流されず、自らの思考を大切にする重要性を学びます。カントの厳格な道徳観に対する一種の反発も感じつつ、著者の優しさと鋭い観察眼が光る内容は、哲学初心者にも理解しやすい構成となっています。各章の要約が助けとなり、難解な部分も読み飛ばしても本質を捉えられる工夫がされています。読者は、自身の中にある悪を見つめ直し、より良い生き方を模索するきっかけを得ることでしょう。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2010/05/28

 悪なんて定義は人そ…

 悪なんて定義は人それぞれだと思う。誰かにとって悪でもその理由があるのかもしれないし 見方を変えれば正義かもしれない

文庫OFF

2025/06/07

中島義道先生が、カントの『実践理性批判』、『宗教論』を中心に《悪》について考察してきたことを分かりやすく説明する哲学書。 (自己愛を持つ)人はすべからく《悪》(根源悪)を抱いている。全ての素晴らしく見える行為の中にも「自己愛」が潜んでいる。だからこそ自分にある、その《悪》への自覚...

中島義道先生が、カントの『実践理性批判』、『宗教論』を中心に《悪》について考察してきたことを分かりやすく説明する哲学書。 (自己愛を持つ)人はすべからく《悪》(根源悪)を抱いている。全ての素晴らしく見える行為の中にも「自己愛」が潜んでいる。だからこそ自分にある、その《悪》への自覚を持ちつつ悩み、後悔することが大切なのだ。 「何故?」と苦しみながら問い続けることが『善く生きること』なのだと。 周囲に同調して正しいと信じる精神的自動機械にならないように。 カントの厳格過ぎる道徳法則にウンザリする人も多いと思う。私自身もその1人。 カント研究で有名な中島先生の著作は何冊か読んだことがあるが、この本ではカントの人間への鋭い観察眼と人間らしさへの「優しさ」に触れた気がした。 論理的である分、少し面倒な部分もあるかも知れないが、中島先生のカント論を《善》ではなく《悪》から見ることで非常にスッキリと分かりやすく教えてくれる良い本だと思います。

Posted by ブクログ

2020/01/23

タイトルだけを見ると、なんだか犯罪心理分析のような本かと思ったが、本書は「カント哲学」の「根本悪」をわかりやすく解説している本だった。 カントというとわかりにくいイメージがあり、またこの「根本悪」という言葉も性悪説?なのかとやや批判的に思っていたのだが、筆者の言葉をかりると、カン...

タイトルだけを見ると、なんだか犯罪心理分析のような本かと思ったが、本書は「カント哲学」の「根本悪」をわかりやすく解説している本だった。 カントというとわかりにくいイメージがあり、またこの「根本悪」という言葉も性悪説?なのかとやや批判的に思っていたのだが、筆者の言葉をかりると、カントがいうところの「悪」は、キリスト教の原罪よりも、より”人間的”なのだ。 筆者は、カント哲学をわかりやすく解説しつつ、我々に考えるヒントを与えてくれているようだ。 「善く生きること」を求めるがゆえ、悪に陥るという矛盾した構造に悩むことを、筆者は力強く肯定的に問いかけている。 この本はカント哲学の入門書として最適な一冊だと思う。

Posted by ブクログ

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