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悪について 岩波新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2005/02/18 |
JAN | 9784004309352 |
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悪について
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商品レビュー
4.2
24件のお客様レビュー
悪なんて定義は人そ…
悪なんて定義は人それぞれだと思う。誰かにとって悪でもその理由があるのかもしれないし 見方を変えれば正義かもしれない
文庫OFF
タイトルだけを見ると、なんだか犯罪心理分析のような本かと思ったが、本書は「カント哲学」の「根本悪」をわかりやすく解説している本だった。 カントというとわかりにくいイメージがあり、またこの「根本悪」という言葉も性悪説?なのかとやや批判的に思っていたのだが、筆者の言葉をかりると、カン...
タイトルだけを見ると、なんだか犯罪心理分析のような本かと思ったが、本書は「カント哲学」の「根本悪」をわかりやすく解説している本だった。 カントというとわかりにくいイメージがあり、またこの「根本悪」という言葉も性悪説?なのかとやや批判的に思っていたのだが、筆者の言葉をかりると、カントがいうところの「悪」は、キリスト教の原罪よりも、より”人間的”なのだ。 筆者は、カント哲学をわかりやすく解説しつつ、我々に考えるヒントを与えてくれているようだ。 「善く生きること」を求めるがゆえ、悪に陥るという矛盾した構造に悩むことを、筆者は力強く肯定的に問いかけている。 この本はカント哲学の入門書として最適な一冊だと思う。
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「道徳的善さ」とは何か 自己愛 嘘 この世の掟との闘争 意志の自律と悪への自由 文化の悪徳 根本悪 著者:中島義道(1946-、北九州市、哲学)
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