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山村環境社会学序説 現代山村の限界集落化と流域共同管理
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山村環境社会学序説 現代山村の限界集落化と流域共同管理

大野晃(著者)

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山村環境社会学序説 現代山村の限界集落化と流域共同管理

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 農山漁村文化協会
発売年月日 2005/03/31
JAN 9784540042997

山村環境社会学序説

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2013/08/22

{高度経済成長期に農林漁業と工業の間に不均等発展が加重化され、産業構造内部の歪みを拡大し、これが農林漁業の解体を深めることになった} {集落が集落として存続していくためには、集落の社会的共同生活を維持していく担い手が絶えず再生産されなければならない。} {現代山村問題は流域の...

{高度経済成長期に農林漁業と工業の間に不均等発展が加重化され、産業構造内部の歪みを拡大し、これが農林漁業の解体を深めることになった} {集落が集落として存続していくためには、集落の社会的共同生活を維持していく担い手が絶えず再生産されなければならない。} {現代山村問題は流域の環境保全問題を新たに顕在化させてきている。} {人間と自然の貧困化が進む山村が構造的地域格差の渦から抜け出す道は、資本の論理が及ばないエリアとして政策的囲い込みを行うことが必要である。} {広葉樹率の高い山村では「山」の活用範囲が広く多面的弾力的活用による利点をもっている。} {クヌギ・ナラの雑木林型山村を社会的側面と自然的側面との総体としてとらえ、見直していくことが人間と自然の豊かさを実現していく手立てにつながることを再認識する必要がある。} {年々減少する町税収入とは逆に老人福祉・地域医療関係の支出は増加の一途をたどり} {集落を離れる動機には仕事や日常生活の不便さなどに加え、学校統廃合がその契機をなしている場合が少なくない。} 地主が集落にいないなどで民有林の管理体制が整っていない。そのため山がますます荒廃。 {不在地主の山林、田、畑は農業生産の大きな阻害要因となっており、不在地主の山林、田、畑などの山をどう管理するのかが大きな問題になっている。} 耕作しなくなった田や畑が杉林に変えられている。 {21世紀に向け病める現代山村の再生を通して人間と自然の豊かな社会を実現していくためには、地域資源の管理能力を高めていくための具体策が問われなければならない。} {田役・道役などの共同作業をはじめ祭りや葬式などの社会的共同・協力関係の維持があって初めて住民生活が成り立っている。} {限界集落では独居老人が集まって共同生活する施設を集落の中に設置してほしいという要求がだされている。} 田や畑の零細さのため非効率。補助金などで団地化すべき。 {特定農山村法は山村の実態からかけ離れたものになっており、山村住民の主体的芽を伸ばすものになっていない。} 林業発展が重要。 若者の働く場を提供するために企業を誘致する必要がある。 {「工」と「農」が狭い地域内労働市場のなかで人手をめぐって綱引きしている。そして「工」へ人手が吸引されるなかで「農」の人手不足が加速されてきている。} {作業道の未整備が収入間伐を促進していくための大きなネックになっている。} 不在村地主の持つ山林の敷地のため効率的な作業道が作りにくくなっている。 {条件不利地域への直接所得補償制度の早期創設を通して、この歴史的文化遺産(棚田)を後世に残していかなければならない。} {森林環境交付税の創設による針・広混在の「山」づくりは、予防行政として投資効率の高いものであり、その早期創設は国民に対する国の社会的責務である。} {集落協定を前提としたわが国の直接支払制度は、その実施過程で集落間格差を拡大するものとなっている。}

Posted by ブクログ

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