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新藤兼人・原爆を撮る
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新日本出版社/ |
発売年月日 | 2005/03/25 |
JAN | 9784406031691 |
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新藤兼人・原爆を撮る
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99歳、日本最長老(2011年現在)の現役映画監督、新藤兼人は映画「原爆の子」「第五福竜丸」「さくら隊散る」、テレビドキュメンタリーで原爆を描き続けた。 当時、二番目の姉は尾道で婦長をしており、被曝後の広島で1週間働いた。宝塚の予科練航空隊にいた新藤は数日後、廃墟と化した広島を...
99歳、日本最長老(2011年現在)の現役映画監督、新藤兼人は映画「原爆の子」「第五福竜丸」「さくら隊散る」、テレビドキュメンタリーで原爆を描き続けた。 当時、二番目の姉は尾道で婦長をしており、被曝後の広島で1週間働いた。宝塚の予科練航空隊にいた新藤は数日後、廃墟と化した広島を見ている。姉から聞いた話、自身が見て歩いた、この原体験が、一連の原爆映画製作の動機となっている。 その代表作「原爆の子」は後に妻となる乙羽信子が大映女優の座をなげうって主演を務めた。乙羽は当時の永田大映社長にかけあい、「君のような阿呆には初めてあった。独立プロが好きなら、、独立プロで貧乏したまえ」と言われ、許しを得る。 また、日教組の妨害にあった。当時、同じような企画を進行させており、中止しなければ、「日教組50万を持って潰してみせるぞ」と脅されたのだという。「わたしは腐った内面を見た。人も組織も権力を握るとこうなるのか」と書く。 同書は、その舞台裏の秘話などを綴った製作ノートであるが、映画を見ていない者も分かりやすい内容。多数の原爆映画を撮った新藤監督だが、原爆の投下の瞬間の「1秒2秒3秒」を描ききっていない、との思いがあるそうで、未映像化シナリオ「ヒロシマ」も収録。
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