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僕の妻はエイリアン 「高機能自閉症」との不思議な結婚生活
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僕の妻はエイリアン 「高機能自閉症」との不思議な結婚生活

泉流星(著者)

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僕の妻はエイリアン 「高機能自閉症」との不思議な結婚生活

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 2005/09/30
JAN 9784103001119

僕の妻はエイリアン

¥220

商品レビュー

3.4

19件のお客様レビュー

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2019/01/26

高機能自閉症(アスペルガー症候群)と診断された妻との不思議な生活の様を、夫の目から見て綴った本という体裁をとっていますが、最後の「著者あとがき」を読んで驚いた!!! 実際にこの文章を書いたのは「高機能自閉症」である妻本人だったのだ。「夫から見たら、私はこう見えているだろう」という...

高機能自閉症(アスペルガー症候群)と診断された妻との不思議な生活の様を、夫の目から見て綴った本という体裁をとっていますが、最後の「著者あとがき」を読んで驚いた!!! 実際にこの文章を書いたのは「高機能自閉症」である妻本人だったのだ。「夫から見たら、私はこう見えているだろう」ということを書いていたのだ。 「自閉症」というと、自分以外の人の気持ちや考え方を理解することができないと思っていた。でもこの妻は夫の気持ち・考えをある程度理解している(推理している)。「あとがき」にも書かれているが、夫と何度もチェックを重ねて、この本が出来上がったそうだ。そういった意味でも、「高機能自閉症」の人たちの可能性を感じた。

Posted by ブクログ

2017/04/28

この本の不思議さはあとがきを読めば分かる。というか、あとがきさえ読めば、この本はそれでいいかも、と思ってしまうぐらい。だけど、それじゃそもそもこの本が書かれた意味もなくなるし、読むほうにしても意味がなくなる。だから、あとがきを最初に読んではいけない。絶対に。 この本は一人の女性...

この本の不思議さはあとがきを読めば分かる。というか、あとがきさえ読めば、この本はそれでいいかも、と思ってしまうぐらい。だけど、それじゃそもそもこの本が書かれた意味もなくなるし、読むほうにしても意味がなくなる。だから、あとがきを最初に読んではいけない。絶対に。 この本は一人の女性の持つ「障害」について書かれている。身体機能の障害ではなくて、心理的な方、すなわち「自閉症」について。自分は、たぶん自閉症ではないが、自分の性格については生まれてからずっと悩むところもあるので、とても興味深かったし、面白い内容だった。 人生で何度か自閉症の人に出会ったことがある。もっとも記憶として強く残っているのは大学生の教養学部だった頃。クラスに一人いた。確か、一番最初の時期に、ご両親が来られて、クラスメート達に「よろしくお願いします」と頭を下げられていた記憶がある。そのとき、なんだか大変なんだな、と思ったが、それだけで、特に差別したり、いじわるな気持ちになったことは一度もない。自閉症というものがどういうものか詳しく知らなかったが、この本で少し理解した。それで、やっぱり自分は自閉症ではないなと理解しているが、それでも、子供の頃から最近聞くようになった「多動児」であったのは間違いない。今でも小学校5年生の時に担任から言われた言葉をはっきり覚えている「○○君(私の名前)は、いっつもごそごそして落ち着きがないけど、授業はちゃんと聴いている」とクラス全員の前で言われたのだ。今でも覚えているということは、相当ショックだったのだろうけど、まあ、遠い昔の話。 おそらく自分の性格について子供の頃からずーっとほんとに今まで悩みっぱなしだというと、信じられない、と思う人が、私を知る人の中には何人もいると思う。だけど、それは表面を取り繕う術を身に着けたからなのですよ。この本の主人公とそこは似ているかな。ま、それはいいとして。 ただ、そのことを踏まえて、私の人生の途中で、この人ちょっと変わってるな、とか困ったな、というような人は何人か出会ったことがある。そういう人と関わって、迷惑をかけられたり、頭に来た事もある。そういうときに限らず、自分にとって、他人というのは常に面白く、興味の対象となっている。それはおそらく、自分自身もそうだから。 超〜気取ったことを言えば、私の人生のテーマの最大のもののひとつは、自分とは何か?を知ること。性格についてずっと物心ついてから悩んできたと何度も言っているが、それもそのテーマに包含される。なので、この本は面白かった。すごく変わった書き方をされた本だけど。でも、読めば、それも含めてよく分かります。

Posted by ブクログ

2016/03/01

全体のノリが古いのと、夫なんか尊大…と思ってたら まさかの本人作か、大変だっただろうね。 けど、もう少しプロの手を入れて 読みやすくしてほしかったな〜

Posted by ブクログ

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