- 中古
- 書籍
- 書籍
アメリカの市民宗教と大統領
定価 ¥3,960
770円 定価より3,190円(80%)おトク
獲得ポイント7P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 麗沢大学出版会/広池学園事業部 |
発売年月日 | 2003/04/10 |
JAN | 9784892054594 |
- 書籍
- 書籍
アメリカの市民宗教と大統領
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
アメリカの市民宗教と大統領
¥770
在庫なし
商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
米国の大統領は預言者ではなく司祭であることを求められている!ワシントン以来の牧師説教のような演説の数々を紹介しており、大統領がいかに宗教的な言辞を繰返して述べているかを説明しつつ、決して本当の福音派ではなかったことが見えてくる。そして純然たる福音的な2人の大統領<ウィルソン、カーター>が、むしろ福音派キリスト教会から受け入れられなかった悲劇など、詳細に分析している部分に迫力があります。それは2人が預言者として米国民に悔い改めを迫った!から。むしろ抽象的に米国の偉大さ、神に愛されている(選ばれている)ことを強調してきた人たち(ニクソン、レーガン、クリントンなど)が人気を誇ってきたことに、米国がキリスト教国と言われつつ、実は米国教ともいうべき独特の市民宗教を確立していることを、証拠を持って主張しています。市民宗教の祭司としては現ブッシュもその系譜にあると言えそうです。またワシントン、リンカーンもそうだったというのは意外な気がしました。確かに就任式は4大宗教(プロテスタント、カトリック、ギリシャ正教、ユダヤ教)の教師たちが説教、祈りをするというのは独特です。そこにイスラム教が入るわけにいかないのだろうか、と思いました。ワシントン、リンカーン、マッキンレー、ウィルソン、ローズベルト、アイゼンハワー、ニクソン、カーター、レーガン、クリントンの10人の大統領を取り上げて詳細に説明している部分が出色です。マッキンレーがフィリピンの民主化へ向けて対スペイン戦争を起こした際の演説は今回の対イラク戦争の時と全く同じで可笑しいぐらいでした。
Posted by