1,800円以上の注文で送料無料

長野・上越新幹線四時間三十分の壁 講談社文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

長野・上越新幹線四時間三十分の壁 講談社文庫

蘇部健一(著者)

追加する に追加する

長野・上越新幹線四時間三十分の壁 講談社文庫

定価 ¥513

¥220 定価より293円(57%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介 内容:長野・上越新幹線四時間三十分の壁. 指紋. 2時30分の目撃者. 乗り遅れた男
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 2003/03/15
JAN 9784062736640

長野・上越新幹線四時間三十分の壁

¥220

商品レビュー

2.8

5件のお客様レビュー

レビューを投稿

2010/05/28

表題作はアリバイトリ…

表題作はアリバイトリックもののミステリー。バカミスかと思ったら意外としっかりしてました。

文庫OFF

2010/05/28

表題作を含めた短編集…

表題作を含めた短編集。表題作は著者的には力作らしいが、ややこしいばかりでたいしたトリックではない。

文庫OFF

2016/06/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 バカミス史上に残る怪作,「六枚のとんかつ」の著者による中編・短編集。  アリバイトリックを使った作品「長野・上越新幹線四時間三十分の壁」と,倒叙物の短編集「指紋」,短編「2時30分の目撃者」,ショートショート「乗り遅れた男」の4つからなる。  まず,表題作の「長野・上越新幹線四時間三十分の壁」。これは,古典的な時刻表を使ったアリバイ崩し。物語のポイントは,テレビにも出演している気象予報士の「遠藤安奈」と「遠藤玲奈」という双子が容疑者として登場している点。「遠藤玲奈」は,新潟で起こった殺人事件の容疑者であり,「遠藤安奈」は長野県で起こった殺人事件の容疑者。当然,玲奈には,新潟で起こった事件のアリバイがあり,安奈には長野県で起こった事件のアリバイがある。ようは,双子の入れ替わりを使ったトリック。トリックは平凡な上に,登場するキャラクターがコントの登場キャラのように軽い。文体も稚拙。全体的に見て,イマイチな作品。  短編の「指紋」は倒叙もの。完全犯罪が,わずかな見落としから崩れていく古典的な展開の作品。カギは指紋。ノベルズ版は,容疑者の指紋が犯行現場に残っていたのではなく,靴を置きなおした被害者の指紋が,容疑者の靴に残っていた…というオチの作品でそこそこ評判がよかった様子。文庫版は,このオチを捨て(指紋が残っていないという展開にした),最後に玄関で踏んだ犬の糞から被害者宅に行ったことが分かるというオチにしている。ノベルズ版より劣化しているのは間違いないが,短編としては,まぁ読めるデキ  書き下ろしの短編「2時30分の目撃者」は,音が漏れるはずのない部屋での会話を,読唇術で聞き取った見せかけて自供させた作品。これはイマイチ。  ショートショートの「乗り遅れた男」は,映画を見たことにしてアリバイを得ようとした容疑者に対し,映画のあらすじは言えたが,ヒッチコックがどこに登場していたかが分からなかったので,映画を見ていないと判断するというもの。ショートショートとしてはぎりぎり及第点か。  トータルで見ると,陳腐なトリック,浅いキャラクター,幼稚な文体と,イマイチな作品と言わざるを得ない。★2で。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品