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殺人現場で朝食を ケータリング探偵マデリン ハヤカワ・ミステリ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早川書房/ |
発売年月日 | 2003/03/15 |
JAN | 9784151734021 |
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商品レビュー
3
2件のお客様レビュー
訳者あとがきにもありましたが、主人公がブリオッシュを作るシーンが秀逸です。 思わずパンをこねそうになりました。
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「死人主催晩餐会」に続く、「ケータリング探偵マデリン」第二弾。なんとかならんのか、この副題。 今回はロサンゼルスを訪れるローマ法王歓迎朝食会である。マデリンのかつてのクラスメートにして元婚約者、現イエズス会修道士のザヴィアからの依頼なのだ。彼は組織の中で修道士の古いレシピを再現す...
「死人主催晩餐会」に続く、「ケータリング探偵マデリン」第二弾。なんとかならんのか、この副題。 今回はロサンゼルスを訪れるローマ法王歓迎朝食会である。マデリンのかつてのクラスメートにして元婚約者、現イエズス会修道士のザヴィアからの依頼なのだ。彼は組織の中で修道士の古いレシピを再現する試みをしており、手伝うマデリンは、革装丁の古書の中から殺人を告白するラテン語のメモを発見する。そして、それについて尋ねた老聖職者の回顧録に潜む、ナチスとバチカンのただならぬ関係と秘密。ある修道士の死。過去の教皇の死。失われたロシア皇帝の財宝。更に、婚約までした仲なのに、何故ザヴィアは信仰を選びマデリンを捨てたのか?……謎大盛りである。 しかし、今回も、放置されたり、ただひたすら思わせぶりなだけでうまく機能していない伏線多数。誰かチェック表を作ってくれー。それでも、今回も料理の描写は魅力的だ。「チェリーを練りこんだサワードウのしっとりとしたドーナツ」、「卵たっぷり、皮パリパリ、濃厚な味のブリオッシュ」、「アスパラガス入りオムレツのアボカドとベーコン添え」……登場人物の一人も、主人公に向かって言う。「きみといると、腹が減ってくる」。そう、この美点で★一個増やしていい。 今回は1:多忙な脚本家アーロ、2:前作で彼女といい雰囲気になった刑事ホネット、3:元婚約者にして修道士のザヴィア、4:ビジネスパートナーのウェスリー、という四人の男が入れ替わり立ち代わりマデリンの前に現れる。食に無関心で滅多に会えない多忙な恋人か、それとも他の誰かを選ぶのか?というサイドストーリーも語られる。しかし、ご飯の前に男なんぞどうでもいい。(私の予想では、紆余曲折の末4:ウェスリーとくっつくと見た。)
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