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英文快読術 岩波現代文庫 文芸69
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英文快読術 岩波現代文庫 文芸69

行方昭夫(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2003/03/17
JAN 9784006020699

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2019/07/07

 東大の名誉教授で「翻訳と英語教育のベテラン」(カバー袖)である著者が、正しい英文解釈のために有効な勉強法、実際の英文を読む際のポイント、なぜ誤訳が生じるか、良い訳とはどんな訳かを指南してくれる本。最後にはローレンツの訳本からの抜粋「ハイイロガンの春夏秋冬」、「水門で」という短編...

 東大の名誉教授で「翻訳と英語教育のベテラン」(カバー袖)である著者が、正しい英文解釈のために有効な勉強法、実際の英文を読む際のポイント、なぜ誤訳が生じるか、良い訳とはどんな訳かを指南してくれる本。最後にはローレンツの訳本からの抜粋「ハイイロガンの春夏秋冬」、「水門で」という短編、ゲド戦記の著者による『イシ』という本の序文、サマセット・モームの「サミング・アップ」の抜粋という4つの長文が載っており、注釈・翻訳付きで読める。  特に第4章の「英文解釈から翻訳へ」という部分を読むと、結構自分の英語力が診断できるかもしれない。いくつかの「誤訳」が載っているが、まずそれが「誤訳」と見抜けるのかという問題があり、そしてなぜそのような誤訳が生じ、どうやったら防げるのかということについて考えることができる。正直、結構「この訳の何が悪いんだろう」と思ってしまい、解説を読んで、ああそうかと思うところばっかりだった。大学生の時からずっと思っているけど、ほんと正しい英文解釈というのはとても難しいし、圧倒的な英語の読書量を達成した人だけが達することができる領域だろうと思う。「英文法の基礎力もない訳者、勘を働かせる能力のない訳者が相当存在していると考えざるをえない。」(p.123)、そして「結論からいうと、日本では英語を専門とする人びとの中にも、真の英語力を持っていない者が少なくないという嘆かわしい事実を認めなくてはならない」(同)ということで、おれも教科書とか模試や入試の英文をひたすら読むくらいでは全然及ばないということをあらためて感じた。サマセット・モームなんか自分は読んだことがないので、行方先生の訳本を横に置いて、原文を楽しんでみたいと思った。最後の4つの長文については、そのモームを除いては、そこまでの章で扱われた英文よりは若干簡単だった気がして、高2くらいの生徒でもなんとか読めるかもしれない。特に「水門で」という短編の物語は、高校生が読むのにちょうど良い気がする。モームは優秀な高3生くらいと読むのが良いかもしれない。  英語について、言われてみて気づいたことは、まずI should thinkという表現。「I thinkをshould thinkとすると、断定を避け、控え目な表現になる。日本語なら『思うけどね』というような感じ。shoud have thoughtは過去になり『思ったんだけど』くらい。」(p.76)というのは、高校生くらいだったら普通に誤訳しそうだと思う。「初めに一回過去完了形を用いれば、そこから話が過去よりもっと前の大過去に及ぶという合図になり、その次の文からは過去形にすればよい」(p.81)というのは、あまり学校で教えない気がする。あと分詞構文でfollowing...と続けば、それは「大体afterと同じ意味の前置詞と取ってよい」(p.155)し、followed by...と続けば「次に~が続く」(p.159)というのは結構便利な知識だと思った。(19/07/07)

Posted by ブクログ

2018/06/30

分かりやすかった。長文読解に本の後半を費やしてあって、でもこれがなかなかに面白く、久しぶりに学生時代の教科書に触れた気分を経験。当時の自分ならどれくらい読めたのか、調べようがないんだけど、とても気になった。

Posted by ブクログ

2016/10/15

最後の長文の説明が欲しかったと思う。20161101再度、読んだが長文の部分をほとんど覚えていなかった。

Posted by ブクログ

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