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強く生きる言葉
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | イースト・プレス |
| 発売年月日 | 2003/04/25 |
| JAN | 9784872573251 |

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商品レビュー
4
98件のお客様レビュー
この本には、本当に力…
この本には、本当に力強いことばが詰っている。元気がないとき、大変なときいつも読むと、背中を押されている気分になる。是非一ページ開いてみてほしい、その力強さに圧倒されるはず。
文庫OFF
読んでいて感じたのは、「世間の正しさ」よりも、「自分の生命感覚」を信じろ、という強烈なメッセージだった。 特に印象に残ったのは、 「自分自身の生きる筋は誰にも渡してはならないんだ」 という言葉。 岡本太郎は、他人に認められる生き方ではなく、“自分が本当に納得できるか”を徹底的...
読んでいて感じたのは、「世間の正しさ」よりも、「自分の生命感覚」を信じろ、という強烈なメッセージだった。 特に印象に残ったのは、 「自分自身の生きる筋は誰にも渡してはならないんだ」 という言葉。 岡本太郎は、他人に認められる生き方ではなく、“自分が本当に納得できるか”を徹底的に問い続けている。 それは単なるワガママではない。 誰がなんと言おうと、自分が本当に良いと思うものを信じる。 自分の感動を、自分の言葉で掴みにいく。 その覚悟を持たなければ、本物には辿り着けないという思想だった。 この本を読んで、自分自身も「世間の正解」や「無難さ」に流されていないかを考えさせられた。 また、本書には「青春」という言葉が何度も出てくる。 普通、青春というと学生時代を思い浮かべる。 しかし岡本太郎にとって青春とは、“未熟なまま世界にぶつかっていくエネルギー”そのものだった。 傷つき、傷つけ、葛藤しながら、それでも自分の道を探して進む。 その痛みこそが、生きている証なのだという。 だから、 「危険だから、生きる意味があるんだ」 という言葉にも強く惹かれた。 本当は進みたい道ほど、不安で、怖くて、負荷が大きい。 しかし、だからこそ生を感じる。 これは、自分が仕事に熱中していた頃の感覚にも近かった。 苦しいのに、なぜか充実していた。 むしろ苦しいからこそ、「本気で生きている」と感じられた。 そしてその感覚は、人生にも通じるのだと思う。 さらに面白かったのは、岡本太郎が「矛盾」を否定しないことだった。 人間は矛盾だらけである。 理想と現実もズレる。 強くありたいのに弱さもある。 それでも、「矛盾があるからダメ」なのではなく、 「矛盾の中で面白く生きろ」 と言う。 この考え方には救われるものがあった。 完璧になってから生きるのではない。 未熟なまま、葛藤したまま、自分をぶつけながら進む。 その姿勢自体に価値があるのだと思えた。 また、 「敵があるとすれば、自分自身なんだ」 という言葉も深かった。 結局、自分を止めるのは、自分の弱さや妥協や恐れなのかもしれない。 だからこそ、自分自身と向き合い続ける必要がある。 岡本太郎の言葉は、優しく癒してくれる本ではない。 むしろ、 「もっと自分を生きろ」 と真正面から迫ってくる。 読む人によっては、苦しく感じるかもしれない。 しかし、自分の人生をもっと本気で生きたい人には、強く刺さる本だと思う。 安全や正解よりも、痛みや挑戦の中にこそ生命がある。 そんな“生きる熱量”を思い出させてくれる一冊だった。 【抜粋】 ・自分自身の生きる筋は誰にも渡してはならないんだ →①自分を貫く (②自分なりの納得解を見つける) 傷つけ傷つけられる、その痛みこそ、青春の証だ。青春こそが、この世界の肉体であり、エネルギー源なんだ。青春は永遠に初めからのやり直しだ →部活に人生を捧げ青春を感じたように、仕事に青春を感じるのはどうか ・危険だから、生きる意味があるんだ、本当はそっちに進みたいんだ、それが自分の行きたい道なんだ →キツいのは有難い。やりたかった道が険しいと知れたのは生を感じてるということ。 ・もし自分の敵があるとすれば、自分自身なんだ →自分をマネージすることの難しさ。その大切さ。自分と対決するために鏡を見る。 ・誰がなんと言おうと三流だろうが、五流だろうが、自分のいいと思うものは、良いという態度を貫かなければ、本物なんかわかりゃしない自分の本当に感動する人間を探し捕まえる、その発見をポイントに世の中全体にその価値を認めさせるように君自身力を尽くせばいいそうすると、世界が変わってくる →自分自身の指標をもって、それを正す強さ。 ・過去はとにかく美化される、だから、正しいというのは、老人の干渉以外の何でもない →昔を懐かしむこともあるが、シンプルに今を生きよう ・人間は誰でも本物を求めているはずだ、大抵の人がいい加減なところで、状況に妥協し仮のものでも我慢してしまう。 ・熟したものは、逆に無抵抗なものだ、そこへ行くと、未熟というものは、運命全体世界全体を相手に自分の運命をぶつけ、開いていかなければいけないが、それだけに戦う力というものを持っている ・人間は、すべて矛盾の中に生きている。矛盾の中で面白く生きようと発想を転換することはできないだろうか、矛盾に絶望してしまったら負け落ち込むのだ ・誰もがあえて出る釘になる決意をしなければ、時代は開かれない
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
> よく、あなたは才能があるから、岡本太郎だからやれるので、凡人にはむずかしいという人がいる。 そんなことはウソだ。やろうとしないから、やれないんだ。 それだけのことだ。(p6) > 岡本太郎の言葉は、よく分からないものもあるが、なんだかとても熱くてエネルギーに溢れている。 とにかく自分自身に賭け、やりたいようにやる。そうすることが人間らしいと岡本太郎は言う。 そういう生き方をできている人は少ない。「やりたいことで生きていく」と、YouTubeが流行り出したときによく聞いた。しかし、大抵の人はそうではない。嫌なことを我慢して生きている。だから、岡本太郎の言葉を目にした時に、元気を貰える人と、圧倒され引いてしまう人がいると思う。 岡本太郎ほどにはなれていないが、『自分の中に毒を持て』を読んで以来、少しだけ自分のやりたいことを会社の中で我を通すようになり、大変ではありつつも楽しく過ごしている。 こんな言葉がこの本にあった。 > ぼくは逆に、積みへらすべきだと思う。 財産も知識も、蓄えれば蓄えるほど、かえって人間は自在さを失ってしまう。(p37) > 『自分の中に毒を持て』にあった言葉で、衝撃だった言葉だ。 何かを得るほど、体が重くなって、自由さを失っていく。なんとなく理解できるこのことを「積みへらす」と表現したことに驚いた。 人間が人間らしく生きるとはどういうことだろう。 生きること、死ぬことは、どういうことだろう。 岡本太郎の言葉に触れると、そんな考えが浮かぶ。 危険な方に進み、死を感じることで、逆に生を感じられ、エネルギーが湧いてくる。 そんなことを岡本太郎は言っていた。 何かの流れに乗って流されて生きるのでなく、自分の人生の手綱を自分で握る。 そんな風でありたいと、この本を読んで思う。
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