1,800円以上の注文で送料無料
チベットのモーツァルト 講談社学術文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫
  • 1224-30-01

チベットのモーツァルト 講談社学術文庫

中沢新一(著者)

追加する に追加する

チベットのモーツァルト 講談社学術文庫

定価 ¥1,650

990円 定価より660円(40%)おトク

獲得ポイント9P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2003/04/10
JAN 9784061595910

チベットのモーツァルト

¥990

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

3.5

13件のお客様レビュー

レビューを投稿

みんなの感想まとめ
  • チベット仏教思想
  • 現代思想交差
  • 精神の考古学
  • 知の冒険
  • 物質執着超克
  • 意識の変容
  • 思考の幅広げる
  • 知識深い刺激
  • 脱構築戦術的アプローチ
  • 未発の光探求

深い思想の旅を通じて、チベットの仏教思想と現代思想が交差する本書は、著者の知的冒険を描いています。物質への執着を超え、未発の光に満ちた新たな視点を探求する中で、著者はチベット・タントリズムやポスト構造主義の生成思想を結びつけています。特に、意識の変容や現実の構成についての考察は、読者に深い洞察を与えます。しかし、その内容は決して易しいものではなく、専門用語や複雑な議論が多く含まれています。読者は、知識の深さに圧倒されつつも、思考の幅を広げる刺激を受けることでしょう。著者が提唱する「誰でもできる脱構築」というアプローチは、仏教の戦術的な側面をうまく捉えており、興味深い議論を展開しています。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2018/07/15

仏教におけるチベット・タントリズムと、ポスト構造主義におけるドゥルーズ的な生成の思想をつなぐ、著者の知的冒険が展開されている本です。 著者は、みずからの思索の軌跡を説明するにあたって、ヤキ・インディオの呪術師のもとで修行した体験を記述したC・カスタネダの議論を参照しています。カ...

仏教におけるチベット・タントリズムと、ポスト構造主義におけるドゥルーズ的な生成の思想をつなぐ、著者の知的冒険が展開されている本です。 著者は、みずからの思索の軌跡を説明するにあたって、ヤキ・インディオの呪術師のもとで修行した体験を記述したC・カスタネダの議論を参照しています。カスタネダは学生時代、シュッツの現象学的社会学をラディカルに推し進めたガーフィンケルのエスノメソドロジーを学んでいました。エスノメソドロジーでは、この現実は相互主観的に構成されたとみなされることになります。彼らにとって社会学調査は、人びとが当然視していることを疑問に付し、そこに亀裂を入りこまる「現象学的苦行」の場だと考えられます。しかしカスタネダは、あらゆる常識に対して疑問の目を向けるエスノメソドロジーとは逆に、呪術師との対話のなかでみずからのよって立つ足場が疑問の淵に投げ入れられるという体験を記述しています。 とはいえ、意識変容の体験を通して「現実」の根底にある無意識の領域にめざめたとカスタネダが語っていると理解するならば、それは誤りといわなければなりません。むしろ、そうした二元論を宙吊りにし「世界を止める」ことの会得がめざされていたというべきでしょう。幻覚体験は根源的な世界経験などではなく、そうした二元論を抜け出すための「戦術」だと理解される必要があります。 そして、チベット・タントリズムにおいてもこれとおなじことがめざされていると著者は考えています。チベット・タントリズムの修行を通して著者自身が獲得した経験は、クリステヴァのことばを用いて説明するならば、フェノ=テクストとジェノ=テクストのたえざる往還運動が起こっている意味生成の「場所」(khora)へと身を開き、さらにはみずからの身体をそうした「場所」とすることだということができるでしょう。 著者は、本書のなかで仏教の中観を論じつつ、「誰でもできる脱構築」ということばを使っています。そのことばの安易さには正直なところ同意できないのですが、仏教の「戦術」的な性格をそれなりにうまくいいあてているように思えることもじじつであるように思います。

Posted by ブクログ

2018/07/07

意識の深部を 著者と一緒に探検しているような本。映画「マトリックス」のように 現実の多層性を感じながら、ミクロの世界で 意識の深部には何があるのか探検している。宇宙のような無限性も感じる 「極楽論」の章は、生存と非生存の間(あわい)にある 無限の 天国、浄土を 横断している。点...

意識の深部を 著者と一緒に探検しているような本。映画「マトリックス」のように 現実の多層性を感じながら、ミクロの世界で 意識の深部には何があるのか探検している。宇宙のような無限性も感じる 「極楽論」の章は、生存と非生存の間(あわい)にある 無限の 天国、浄土を 横断している。点としての 天使、極楽浄土の音楽を感じながら 「病のゼロロジック」以後は 本のテーマから少し外れるが、聴きなれない哲学用語も少なく 読みやすいし、面白い

Posted by ブクログ

2017/10/05

私たちが考える「意識」よりずっと高次元にある、深遠で微妙な「意識」。その状態に自分を持って行くことができれば、日常の「現実」とは全く異なる高次の「現実」を体験することになるという(いわゆるトランス状態)。 イスラーム神秘主義やヒンドゥー教の本、あるいは心理学の本などを読んでいる...

私たちが考える「意識」よりずっと高次元にある、深遠で微妙な「意識」。その状態に自分を持って行くことができれば、日常の「現実」とは全く異なる高次の「現実」を体験することになるという(いわゆるトランス状態)。 イスラーム神秘主義やヒンドゥー教の本、あるいは心理学の本などを読んでいると、しばしばこのような境地について語られるのに出くわす。そういう神秘的な心の状態について、とても興味はあるものの、やはり自分とは遠い世界の話のように思ってきた。 しかし、自らチベットで修行をした経験のある中沢氏の描くそれは、圧倒的な臨場感と迫力に満ちていて、説得力がある。とはいえ、私の想像力をはるかに超えたもので、そういう意識の状態にある時どんな感じがするのか、見当もつかないけれど。 本書で中沢氏は、神秘的な高次の意識や、それを通して見る現実のありようを、哲学の言葉で語ることを試みている。本書を読んで、私にとって想像することがむずかしい境地について、考えてみるための指針のようなものが与えられたような気がする。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品

履歴をすべて削除しました