メルトダウン

高嶋哲夫(著者)

• 販売会社／発売会社: 講談社/
• 発売年月日: 2003/04/10
• JAN: 9784062117821

商品レビュー

2019/06/09

ミステリー小説。初の体験だが、これからはもう読みたくない。本書だけの特徴かも知れないが、感情移入しにくかった。

アメリカ西海岸と東海岸の新聞記者がそれぞれスクープを書き、追っていくのだが、最後にその話がつながるようになっている。
個人的には話があっちこっちして、集中が途切れるような展開。最後の10分の1あたりで話が急展開する。黒幕も登場し、あっと驚く展開にしているのだと思ったが、なにしろ黒幕に仕返しをすることに対して、感情移入できないので逆転とか、仕返しのように感じられずに終わってしまった。

ミステリーとはこのような話なのかも知れないが、始終よくわからない雰囲気があってもやもやして気分よくなかった。

高嶋哲夫の本なので一つ星をおまけして星三つ。

2015/09/30

核兵器開発に関わった研究者から、アメリカ西海岸の地方新聞社に過去の研究内容に関する情報提供があり・・・、一方東海岸では大統領側近の死体が発見され・・・。著者らしい作品で、それなりに楽しめました。

2013/04/10

原子力発電の話かと思いきや、カリフォルニアの地方新聞記者とワシントン・ポストの新聞記者という、二人の血の通ったジャーナリストの話。
専門的な話も出て、理系小説だけどこの本の核はジャーナリズムなのかな。
ところどころ英語ならではなニュアンスのジョークも混じっていて楽しめた。
キャシーが働く女代表でかっこいいです。
面白かった！！