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文武両道、日本になし 世界の秀才アスリートと日本のど根性スポーツマン
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文武両道、日本になし 世界の秀才アスリートと日本のど根性スポーツマン

マーティキーナート(著者), 加賀山卓朗(訳者)

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文武両道、日本になし 世界の秀才アスリートと日本のど根性スポーツマン

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/
発売年月日 2003/04/15
JAN 9784152084897

文武両道、日本になし

¥220

商品レビュー

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2021/10/24

2021.10.24市立図書館 パオロ・マッツァリーノのサイトで「おもしろかった」と読んで興味を持ったので借りてみた。 原題は「秀才アスリートはどこに?(Where Are the Scholar-Athletes?)」 スポーツ+学業/仕事(ときに芸術)の二足のわらじで業績を上...

2021.10.24市立図書館 パオロ・マッツァリーノのサイトで「おもしろかった」と読んで興味を持ったので借りてみた。 原題は「秀才アスリートはどこに?(Where Are the Scholar-Athletes?)」 スポーツ+学業/仕事(ときに芸術)の二足のわらじで業績を上げる欧米のヒーロー列伝が20件余り並び、日本のチームで活躍した選手に訊くと決まったように「日本のチームメイトはスポーツにばかりうちこみすぎてアンバランスだし引退後の展望がない」という話になっている。著者は日本で我が子(ハーフ)を育てながら、バランス感覚に欠けた日本の学校のやり方、教育制度を嫌い、高校から先はアメリカの学校にやろうと決意している。 たしかにスポーツに限らず、音楽や工芸、研究などの分野でも、やるとなったら学業や休日やあらゆる楽しみも犠牲にして日々打ち込み努力することを美徳とし、学問や日常生活をないがしろにすること(いわゆる専門バカ)をゆるす風潮が日本では強い。そのなかでもスポーツの場合、若い一時期に活躍できても多くは一生続けられるものではないのだから、長い人生のためには別の柱も必要であろうということは自分もずっと思っていた。この本の出版が2003年、最近は運動に打ち込みつつ、コーチングやスポーツ医学などの勉強を深める学生アスリートも増えてきているとは思うけれど…

Posted by ブクログ

2013/06/22

筆者が言う、秀才(スカラー)アスリートが日本に育たないのは、日本のスポーツ界の問題だけでなく、学校教育のシステムの問題でもある。 日本のジュニアスポーツにはシーズン制がなく、ほぼ一年を通じて同じスポーツだけをする。子供たちは、他のスポーツ種目を経験する機会に乏しく、選択肢が少な...

筆者が言う、秀才(スカラー)アスリートが日本に育たないのは、日本のスポーツ界の問題だけでなく、学校教育のシステムの問題でもある。 日本のジュニアスポーツにはシーズン制がなく、ほぼ一年を通じて同じスポーツだけをする。子供たちは、他のスポーツ種目を経験する機会に乏しく、選択肢が少ない中、早い段階でその選択を迫られる。その結果、トップアスリートは一つの種目だけに長年打ち込むことになる。 学校ではスポーツを宣伝に利用する。スポーツで良い成績を残せば、単位を与える。生徒もそれに疑問をもたずにスポーツに打ち込んでいれば卒業できるのは当たり前だと思っている。 大学のシステムにも大きな違いがある様な気がする。日本の大学の入試制度では、スポーツのオフシーズンだけ通学することは難しい。入学するのにはかなりの努力が必要だから。 しかし、難関大学にスポーツで入学している選手もいる。選手がその気になれば、秀才アスリートも生まれるはず。頑張れ、日本のアスリート!

Posted by ブクログ

2013/06/15

日本では、よく文武両道と言うが、欧米基準で考えると、その素質があっても、実現している人がいない。 その理由は一つのスポーツに時間、体力等物理的に拘束されるからと言う主張は、間違っていないと思う。 作者が考える基準は、プロスポーツや、オリンピックで結果を残しながら、特に大学時代に勉...

日本では、よく文武両道と言うが、欧米基準で考えると、その素質があっても、実現している人がいない。 その理由は一つのスポーツに時間、体力等物理的に拘束されるからと言う主張は、間違っていないと思う。 作者が考える基準は、プロスポーツや、オリンピックで結果を残しながら、特に大学時代に勉強も優秀な成績を納めた人。らしい。 エピソードの人々に対して凄いと思う反面、医師や弁護士等の資格に偏り過ぎているかんじがするためか、著者の選択基準に対して違和感を感じてしまう。

Posted by ブクログ

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