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商品レビュー

4.1

8件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 友情
  • 受容の重要性
  • 異なる生き方
  • ベトナム戦争の影響
  • 信仰とアイロニー
  • 青春の葛藤
  • 深い感動と啓示
  • 重厚な筆致
  • 再読したくなる物語
  • 親友との思い出

友情と異なる生き方を受け入れることがテーマのこの作品は、主人公ジョンが親友オウエンとの思い出を語ることで進行します。オウエンは身体的には子どもでありながら、周囲に強い影響を与える優れた存在で、彼の啓示的な言葉はジョンに深く響きます。物語は、ジョンの家庭環境や社会情勢、特にベトナム戦争の影響を背景に展開し、感情的なクライマックスへと導かれます。作品の中には信仰やアイロニーが織り交ぜられ、読者は深い感動と共に、異なる存在を受け入れることの重要性を考えさせられます。アーヴィング独特の筆致が生み出す重厚な物語は、再読を促すほどの魅力を持っています。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2022/12/02

いつもながら私はアホなので、これは大江健三郎のノリかなと思いつつ読んだ。大江にとっての息子との関係とこの作品の主人公&オウエンの関係が重なるように思われたのだ。人と異なるようにしか生きられない人物。しかし、その異物/アウトサイダーとしての人生をも許容し、呑み込むのがこの世...

いつもながら私はアホなので、これは大江健三郎のノリかなと思いつつ読んだ。大江にとっての息子との関係とこの作品の主人公&オウエンの関係が重なるように思われたのだ。人と異なるようにしか生きられない人物。しかし、その異物/アウトサイダーとしての人生をも許容し、呑み込むのがこの世界の実相/リアルなのではないか。アーヴィングの作品はそうした異物/アウトサイダーを湿っぽいようなドライなような、ペーソスを感じさせる筆致で描く(この作品で「アイロニー」がキーワードとして出てくるのが面白い)。そして、見事な形で大団円を描く

Posted by ブクログ

2021/12/31

クリスマス周辺に書くべき感想ですが、なかなかまとまらず今年中になんとか駆け込みで。 崇高な宗教劇を見終えたという読後感。オウエンが神の子イエスであり語り手のジョンがヨゼフ&ヨハネということで、これはジョン・アーヴィング版福音書なんですね。 ゆえにキリスト教的な教訓が多...

クリスマス周辺に書くべき感想ですが、なかなかまとまらず今年中になんとか駆け込みで。 崇高な宗教劇を見終えたという読後感。オウエンが神の子イエスであり語り手のジョンがヨゼフ&ヨハネということで、これはジョン・アーヴィング版福音書なんですね。 ゆえにキリスト教的な教訓が多々あるのでしょう、そこが分からないのが歯がゆい。とはいえなんだってオウエンは5歳児ほどの身長しかないのか? ジョンの父親はいったい誰なのか? それを追うだけでもたいへん楽しゅうございました。 まさかそんな収束のさせかたってあります? って結末ですが、そりゃ神の子イエスのやることですから、そのままそっくり受け入れたいと思います。が、現実は受け入れ難い。 30年以上も前のお話ですが、作者の憂いが伝わってきます。どうしちゃったんだアメリカ人? 目を覚ましてくれ!  が、無理っぽい。でも抵抗しないと。きっとオウエン・ミーニーは卵だったのでしょう。そっから何が生まれるかは読んだ者しだい。辛いなぁ。 良いお年を!

Posted by ブクログ

2021/10/03

主人公(ジョン)が子どもの頃からの親友であったオウエンを回想する.オウエンは大人になっても身長は子どもほどしかなく,声変わりしていないキイキイ声であるが,極めて優秀で,級友たちや学校には多大な影響をおよぼしている.オウエンはたびたび啓示的な発言をするが,それを最も近くで聞くのは語...

主人公(ジョン)が子どもの頃からの親友であったオウエンを回想する.オウエンは大人になっても身長は子どもほどしかなく,声変わりしていないキイキイ声であるが,極めて優秀で,級友たちや学校には多大な影響をおよぼしている.オウエンはたびたび啓示的な発言をするが,それを最も近くで聞くのは語り手であるジョン(=ヨハネ)である.どうやらオウエンは自分が死ぬという考えて取り憑かれているらしい.ジョンの父親が誰だかを明かさないまま,ジョンの母親は死んでしまった.ジョンのいとこたちとの交流,オウエンの放校,ケネディとモンロー,そしてベトナム戦争の泥沼に苦悩するアメリカが大きなうねりとなって共鳴して,ラストでは読者は号泣する羽目となる. 映画「サイモンバーチ」を随分前に見て,本書は読む必要がないと思ってスキップしていたが,換骨奪胎とはこのことで,全然内容が違うじゃん! 自分の中ではジョン=アーヴィングのベストである. 聖書や教会での行事が頻繁に引用され,また,信仰とは何か?という問いが一つの柱となっているが,そこにこだわって理解しようとする必要はないように思う.

Posted by ブクログ

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