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重い飛行機雲 太平洋戦争日本空軍秘話 文春文庫
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重い飛行機雲 太平洋戦争日本空軍秘話 文春文庫

渡辺洋二(著者)

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重い飛行機雲 太平洋戦争日本空軍秘話 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 1999/08/10
JAN 9784167249083

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商品レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 戦争航空史
  • ドキュメンタリー
  • パールハーバー攻撃
  • 人間ドラマ
  • 厚木航空隊
  • 反乱の真実
  • 日本空軍の苦悩
  • 歴史的証言
  • 短編集
  • 重いテーマ

重いテーマを扱った短編集で、第二次世界大戦における日本の航空戦史が描かれています。特に、第一次パールハーバー奇襲攻撃や厚木航空隊の反乱に関するエピソードが印象的で、戦争の厳しさや人間ドラマが浮き彫りにされています。著者の徹底した取材活動により、信頼性の高いドキュメントとしての価値も感じられ、証言者の思いや誇張を見極める力が作品に深みを与えています。各編が持つ重みとともに、戦争の実態を知るための貴重な一冊として、多くの読者に響く内容となっています。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2012/12/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いつも零戦ばかり読んでいたので、他の戦闘機も、と思って買っていた本。 読み進めるたびに涙が出そうになった。 なんで、なんでと叫びたくなる。日本人が嫌いになりそうになる。 今も見受けられる醜さが、時代の向こうにもある。 よく、昔はよかったなんていうけれど、何一つ体質は変わっていないのだ。 筆者の思いも行間に詰まっている。 しっかりと受け止めたい。

Posted by ブクログ

2004/10/11

夜間戦闘機の記録他。 内容は「四十五年目の真実」、「さいはて邀撃戦」、「敵国から凱旋」、「激突の果てに」、「特攻隊、海軍にただ一つ」、「主戦場は夜の沖縄」、「空と海で特攻二回」、「新選組隊長の調の討ち死に」、「「流星」の名のごとく」、「最強の防空部隊・三〇二空」、「三〇二空の最...

夜間戦闘機の記録他。 内容は「四十五年目の真実」、「さいはて邀撃戦」、「敵国から凱旋」、「激突の果てに」、「特攻隊、海軍にただ一つ」、「主戦場は夜の沖縄」、「空と海で特攻二回」、「新選組隊長の調の討ち死に」、「「流星」の名のごとく」、「最強の防空部隊・三〇二空」、「三〇二空の最後」の11編。これにあとがきと、『航空ファン』編集長(当時)三井一郎氏の解説がつく。 「四十五年目の真実」は夜間戦闘機「月光」のエース黒鳥四郎氏の話。当人に取材して戦闘の詳細が書かれ、また「暗視ホルモン」としてヒロポンを注射され、その後遺症で戦後しばらく調子が悪かったことが書かれている。 「さいはて邀撃戦」は千島列島に配備された陸軍の「隼」の話。北の空を守るエピソードが書かれるが、昭和19年7月24日の特異な空中戦についても書かれている。米海軍のPV-1が来襲したということで4機の「隼」が緊急発進し、これを撃墜する。ところが、これは海軍の96陸攻の誤認だった。原因が海軍の連絡の不備ということとなり、陸軍のパイロットは無罪となったが、後味の悪い話。撃破された機体に日の丸が見えても、「「偽装行為だ!」と感じ、カッとなった」とある。戦闘の場で思い込みの誤りを正すのはきわめて難しい。 「敵国から凱旋」は陸攻の搭乗員横山一吉上飛曹の話。被弾して着水、捕虜になるのを避けるため拳銃で自害しようとするがかなわず、捕虜となる。米本土に移送され、終戦後帰国するまでが書かれている。自害しようとなったのは、戦陣訓が捕虜になることは禁じているため。捕虜は想定外なので「なったらどうするか」は何も準備できてなかった。戦陣訓は旧軍の悪習と批判されるが、実は日露戦争のとき、日本はロシア兵の捕虜を丁重に扱いながらも、戦後帰ってきた日本人の捕虜は地元ではのけ者にされ、ひどい扱いを受けた。日本人全体が「捕虜は英雄」という理解がなかったため、一人東条英機だけをけなすわけにはいかない。 「激突の果てに」は海軍の夜間戦闘機「月光」の話。戦闘901の月光とB-24の対決が詳しく書いてあり、戦後B-24の乗員と月光のパイロットが面会を実現している。 「特攻隊、海軍にただ一つ」は、フィリピンで行われた金鵄隊による空対空特攻の話。250kg爆弾を吊るしてB-24に突入を図るが命中せず(爆弾を近くの山(ゲリラがいる)に放棄して帰還)。爆発の威力で複数機をと欲をかいて爆弾を吊るすからそうなる。その後敵艦への特攻に変わり、多くが散華する。渡辺氏が取材した津田飛長は特攻出撃後F6Fに襲われて脱出、負傷。搭乗員を回収に来た陸攻に載せられて本土に帰還した。 「主戦場は夜の沖縄」は美濃部少佐の芙蓉部隊の話。特攻を拒否して通常攻撃で沖縄の占領下の飛行場を攻撃する。後に『彗星夜襲隊』を上梓してより詳しく書いている。 「空と海で特攻二回」は陸軍244戦隊の四宮徹中尉の話。空対空特攻の要因となりB-29に体当たり攻撃を敢行し生還する。しかし、このとき対艦特攻の振武隊の隊長にも選ばれていて、後に知覧から出撃して散華する。なぜ対艦特攻要員に空対空特攻の任務も負わせ続けたのか、とこの理不尽に異をとなえている。 「新選組隊長の調の討ち死に」343空の菅野直大尉の話。 「「流星」の名のごとく」逆ガル型の翼をもつ雷撃もできる艦爆「流星」の話(ADスカイレーダーが同様のコンセプト)。機体と、実戦でのエピソードが書かれているが、戦争末期であまり活躍できてなくてつらい。 「最強の防空部隊・三〇二空」厚木の本土防空部隊302空の話。 「三〇二空の最後」戦後の302空の反乱の話。 あとがきに各編の初出と執筆時の状況が書かれている。

Posted by ブクログ

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