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お旗本の家計事情と暮らしの知恵
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | つくばね舎/地歴社 |
発売年月日 | 1999/07/15 |
JAN | 9784924836372 |
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お旗本の家計事情と暮らしの知恵
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幕府制度研究の第一人者の書き下ろし力作。 ・近世経済の予備知識 ・幕臣の経済状況 ・お代官竹垣直清ー彼の日記より ・生活指南書「経済随筆」からみる倹約生活 ・関ヶ原から四百年ー近世と現代の見比べ (1999年の刊) タイトルのとおり旗本の家計事情と暮らしの知恵がわかり易く面白い。白黒ではあるが貴重な図版も多く収録されており手軽な入門書と言える。 旗本のお話。木村摂津守と勝海舟の確執は有名であるが両家とも家禄は百俵であり差は無かったとの事。渡米の際の二人の地位の差が大きかったことと、役職の禄高の違いが混同して誤解されているという。 代官のお話。戦国時代の大名にとって代官は家事使用人の立場にあり、あくまで主人の個人使用人とみられ低い地位であったという。(戦場に同行する右筆は準戦士として扱われた) 伊豆の世襲代官の江川家も家禄は150俵に過ぎない。 代官の昇進は、郡代か勘定組頭であり抜擢された場合、 勘定吟味役になる場合もあったというが在職中に引退や死去するケースが多かった。年貢未納で処罰されることも多くリスクが大きかったという。 そんな中で、竹垣家は経済的にも恵まれた珍しいケースであった。日記をもとに同僚との交際など紹介している。
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