1,800円以上の注文で送料無料

時間のなかの建築
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍

時間のなかの建築

モーセンムスタファヴィ(著者), デイヴィッドレザボロー(著者), 黒石いずみ(訳者)

追加する に追加する

時間のなかの建築

定価 ¥3,080

1,815 定価より1,265円(41%)おトク

獲得ポイント16P

在庫わずか ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

10/7(月)~10/12(土)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 鹿島出版会
発売年月日 1999/08/15
JAN 9784306043916

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

10/7(月)~10/12(土)

時間のなかの建築

¥1,815

在庫わずか
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

5

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2010/10/27

 ムスタファヴィはAAスクールの学長でレザボローはどっかの教授。だから読む価値はあると思って購入。 「近代建築は立ち上がったらそれで終わりで、その後のことを考えてないからよろしくない」 こんな感じの内容。  建築の「物質」としての側面を考えればもっともな考えだろう、妹島...

 ムスタファヴィはAAスクールの学長でレザボローはどっかの教授。だから読む価値はあると思って購入。 「近代建築は立ち上がったらそれで終わりで、その後のことを考えてないからよろしくない」 こんな感じの内容。  建築の「物質」としての側面を考えればもっともな考えだろう、妹島和世とかツンツルテン建築を作る人たちとかを野次ってやろう。だけど、建築を「空間」と捉えてみたならば、このクリティークは体を成さない。イデアは歪まないし空間は朽ちないのだ。  恐らく、モダニズムは土地とか重さとかの制約モロモロから建築を解き放とうとしたのだろう、理念としては。そしてその制約の中に「時間」も入っていた。その思想はアッパレなんだけど、問題だったのは「空間」っていう大義名分を隠れ蓑にして無思慮に産業化を利用した点なのだ。だからつっこまれるべきはモダニズムという思想ではなく、建築家それそれの配慮の無さなのだ。っと思う。 この本で改修前のサヴォア邸をはじめて見た。そりゃもうボロボロでただの廃墟だ。そこに物質→観念っていう変化が見える気がする。 1900年代初めにはモダニズム。そして1960年代にはメタボリズム。メタボリズムは都市を生物体と見た。もしかすると、この建築運動は建築の失われた時間性を浸食、風化という放置プレーではなく、代謝という生命力になぞらえて新たに作りだそうとしたのかもしれない。そうだとするとモダニズムだって捨てたモンじゃない。  話は色々あるけれど、そもそも時間性なんてあえて口にする必要なんかないのかもしれない。だから10年後、20年後ぐらいに妹島和世はしたり顔で「年数経っても美しいでしょ?」って言おうと思ってナイショで水切りとか考えてるるかもしれない。 あと、写真はカラーにしてほしかった。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品