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裸のサル 動物学的人間像 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/ |
発売年月日 | 1999/06/25 |
JAN | 9784043259014 |
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裸のサル
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商品レビュー
4.4
12件のお客様レビュー
ほんとに?と思う説も多かったけど、私たちの習性には生物学的な遺伝がたくさん残ってるんだなぁと、新たな気づきになった。
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これもロングセラー。人間を地球上唯一最高の動物としてではなく、動物、猿のいち種類として並列で比較した時の分析。人間は霊長類の中でただ一種類の体毛がない猿に過ぎないという事実。ここを出発点に、「生殖」「食事」「狩り(=労働)」「戦い」や「他の動物との交流」を捉え直し評価している。こ...
これもロングセラー。人間を地球上唯一最高の動物としてではなく、動物、猿のいち種類として並列で比較した時の分析。人間は霊長類の中でただ一種類の体毛がない猿に過ぎないという事実。ここを出発点に、「生殖」「食事」「狩り(=労働)」「戦い」や「他の動物との交流」を捉え直し評価している。こうしてみると、ほとんど猿(動物)と同様かそれ以下のことも多いし、自覚はないがいまだに本能に支配されていることが多いことにも気付かされる。一方、動物と異なるのは、打算的な判断をすること。人間以外の動物に「まあいいか」「なんとかなる」という判断、行動はない。結びの言葉に、「このまま人間が増え続ければ他の動物が生きられなくなることは目に見えている。」という警句があるが、この本が書かれた1950年代後半から、状況は全く改善されていないことを考えると、この先の見通しは明るくないなあ。
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どうして人間は「毛のないサル」になったのか?意外と性的な意味合いが大きいらしい。進化の過程で毛を放棄したくせに、頭の毛は後生大事に美容院でセットしたり育毛剤でそだててみたり、変な生き物、人間。
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