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家族・私有財産・国家の起源 科学的社会主義の古典選書
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家族・私有財産・国家の起源 科学的社会主義の古典選書

エンゲルス(著者), 土屋保男(訳者)

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家族・私有財産・国家の起源 科学的社会主義の古典選書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新日本出版社
発売年月日 1999/07/20
JAN 9784406026680

家族・私有財産・国家の起源

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商品レビュー

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2026/05/24

​本書は、ルイス・モーガンが提唱した「野蛮・未開・文明」という、現代から見ればいささか時代遅れな社会進化論を下敷きにしている。しかし、そうした制約がありながらも、エンゲルスが発揮した驚異的な観察眼は、文明の帰結としての「国家の終焉」を確かに予見している。彼は、国家を人類進化の必然...

​本書は、ルイス・モーガンが提唱した「野蛮・未開・文明」という、現代から見ればいささか時代遅れな社会進化論を下敷きにしている。しかし、そうした制約がありながらも、エンゲルスが発揮した驚異的な観察眼は、文明の帰結としての「国家の終焉」を確かに予見している。彼は、国家を人類進化の必然的なゴールとみなす見方を排し、あくまで歴史的な共同体の一形態にすぎないという結論を自ら導き出している。 ​さらに、その鋭い分析は婚姻制度にも及ぶ。制度としての一夫一婦制が、実際には男女間の非対称な倫理観(二重基準)の上に成立しているにすぎず、実質的には一夫多妻制の変形と変わらないという階級的・ジェンダー的な批判を展開している点も、今なお新鮮だ。 ​発行から一世紀以上を経てもなお、これほど現代的な課題に直結する古典は稀有である。まさに必読の一冊と言える。

Posted by ブクログ

2026/03/10

機内で暇すぎて姉から借りて読み始めたが30ページいかずギブアップ。前提知識が足りなさすぎると感じた。モーガンって誰やねん。 30ページまででわかったのは胎児は女性から生まれるという性質上女性の地位はかつて男性より高く、女性中心の社会が作られていた時期があったということ。 もう...

機内で暇すぎて姉から借りて読み始めたが30ページいかずギブアップ。前提知識が足りなさすぎると感じた。モーガンって誰やねん。 30ページまででわかったのは胎児は女性から生まれるという性質上女性の地位はかつて男性より高く、女性中心の社会が作られていた時期があったということ。 もう少し知識を蓄えてから再挑戦したいと思った。

Posted by ブクログ

2012/09/15

エンゲルスがモルガンの研究をもとに繰り広げた婚姻史的唯物史観。マルクス=エンゲルスの思想のバイブルの一つ。「女性の世界史的敗北」の一文はとても有名。 モルガンの研究、それはアメリカ先住民などを調査し、その婚姻制度などをまとめ、先進国民の歴史的前段階としてそれを当てはめた理論を打...

エンゲルスがモルガンの研究をもとに繰り広げた婚姻史的唯物史観。マルクス=エンゲルスの思想のバイブルの一つ。「女性の世界史的敗北」の一文はとても有名。 モルガンの研究、それはアメリカ先住民などを調査し、その婚姻制度などをまとめ、先進国民の歴史的前段階としてそれを当てはめた理論を打ち立てることであった。 モルガンの研究の意図は、その研究によってアメリカ先住民の保護と共存を図るという、優しいようでとても征服者的発想にある。その後アメリカでは、先住民=後進民族あるいは未開民族として差別しうる根拠としてモルガンの研究が読まれた。 しかしエンゲルスはそこに私有財産というファクターを読み込むことで、モルガンと同じ西洋至上的発展史観に立つものの、古代への憧憬、あるいは教訓を引き出すということを行なっていく。 今読めば、男性=私有財産を生み出した悪の種族という書き方すらされていて、ある意味でフェミニズム的な傾向すら読み込める。もちろん、相続の問題についてはアウグスティヌスの頃からずっとあらゆる思想家が取り上げてはいるのだが、歴史的にそれを位置付けたという点でこの一冊の重みというものがある。 家族史、共産主義、婚姻史、女性史、これらのものに取り組む人にとってはまず最初に読むべき必読の書である。

Posted by ブクログ

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