- 中古
- 書籍
- 書籍
バベル消滅
定価 ¥2,420
¥1,925 定価より495円(20%)おトク
獲得ポイント17P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川書店 |
発売年月日 | 1999/08/31 |
JAN | 9784048731720 |
- 書籍
- 書籍
バベル消滅
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
バベル消滅
¥1,925
在庫なし
商品レビュー
3
3件のお客様レビュー
荒れた中学校で起こった教師の殺害事件に端を発し、学校関係者を次々と襲う事件。その現場には必ず「バベルの塔」の図版が残されていた。同一犯人による連続殺人なのか、ただの偶然なのか。幻惑させられるような読み心地のミステリです。 ほんっと、読んでいるうちにバベルの塔に取り憑かれそうでした...
荒れた中学校で起こった教師の殺害事件に端を発し、学校関係者を次々と襲う事件。その現場には必ず「バベルの塔」の図版が残されていた。同一犯人による連続殺人なのか、ただの偶然なのか。幻惑させられるような読み心地のミステリです。 ほんっと、読んでいるうちにバベルの塔に取り憑かれそうでした。閉鎖的な島、問題のある中学校、謎めき普通でないような登場人物たち。そしてこれだけの事件が起こっているのにも関わらず、淡々とした印象のこの人たちが何ともいえず不気味です。誰も彼もがとにかくつかみどころがなくって、理解しがたい印象。しかしそれも読み終えてみれば、作者の策略だったかなあ。 終始いらいらもやもやさせられるような読み心地でしたが、しかしあのメッセージの意味にはなんだかほっとさせられてしまったのでした。ちょっと素敵、かも。
Posted by
ミステリ。芸術。 この著者の作品を読むのは4冊目。 今作の舞台は孤島。小さな集落を描くのが上手い印象を持った。 試みとしては、『誰のための綾織』が若干近いか? 正直なところ、この手のトリックはあまり好きでない。ミステリとしての出来はいまひとつ。☆2.5。 文章と作品全体の雰囲気は...
ミステリ。芸術。 この著者の作品を読むのは4冊目。 今作の舞台は孤島。小さな集落を描くのが上手い印象を持った。 試みとしては、『誰のための綾織』が若干近いか? 正直なところ、この手のトリックはあまり好きでない。ミステリとしての出来はいまひとつ。☆2.5。 文章と作品全体の雰囲気はどストライクなだけに、『堕天使拷問刑』のような濃い内容の作品があれば…。
Posted by
ものすごく・・・思い込みの激しい文章を書く人だなぁ。 デビュー作を読んだ時も感じたけど。 どこかバランスを欠いているようにも思えるのだけれど、 そこが妙にこの人の持ち味でもある、ようにも。 とはいえ、自作小説に自作の絵画をセットに出来るのは 他の作家にはないところ。 “とりつ...
ものすごく・・・思い込みの激しい文章を書く人だなぁ。 デビュー作を読んだ時も感じたけど。 どこかバランスを欠いているようにも思えるのだけれど、 そこが妙にこの人の持ち味でもある、ようにも。 とはいえ、自作小説に自作の絵画をセットに出来るのは 他の作家にはないところ。 “とりつかれる”ての、結構作品全体を貫くキーワードかも。
Posted by