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バベル消滅
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バベル消滅

飛鳥部勝則(著者)

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バベル消滅

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店
発売年月日 1999/08/31
JAN 9784048731720

バベル消滅

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商品レビュー

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2024/02/23

荒れた中学校で起こった教師の殺害事件に端を発し、学校関係者を次々と襲う事件。その現場には必ず「バベルの塔」の図版が残されていた。同一犯人による連続殺人なのか、ただの偶然なのか。幻惑させられるような読み心地のミステリです。 ほんっと、読んでいるうちにバベルの塔に取り憑かれそうでした...

荒れた中学校で起こった教師の殺害事件に端を発し、学校関係者を次々と襲う事件。その現場には必ず「バベルの塔」の図版が残されていた。同一犯人による連続殺人なのか、ただの偶然なのか。幻惑させられるような読み心地のミステリです。 ほんっと、読んでいるうちにバベルの塔に取り憑かれそうでした。閉鎖的な島、問題のある中学校、謎めき普通でないような登場人物たち。そしてこれだけの事件が起こっているのにも関わらず、淡々とした印象のこの人たちが何ともいえず不気味です。誰も彼もがとにかくつかみどころがなくって、理解しがたい印象。しかしそれも読み終えてみれば、作者の策略だったかなあ。 終始いらいらもやもやさせられるような読み心地でしたが、しかしあのメッセージの意味にはなんだかほっとさせられてしまったのでした。ちょっと素敵、かも。

Posted by ブクログ

2018/01/23

ミステリ。芸術。 この著者の作品を読むのは4冊目。 今作の舞台は孤島。小さな集落を描くのが上手い印象を持った。 試みとしては、『誰のための綾織』が若干近いか? 正直なところ、この手のトリックはあまり好きでない。ミステリとしての出来はいまひとつ。☆2.5。 文章と作品全体の雰囲気は...

ミステリ。芸術。 この著者の作品を読むのは4冊目。 今作の舞台は孤島。小さな集落を描くのが上手い印象を持った。 試みとしては、『誰のための綾織』が若干近いか? 正直なところ、この手のトリックはあまり好きでない。ミステリとしての出来はいまひとつ。☆2.5。 文章と作品全体の雰囲気はどストライクなだけに、『堕天使拷問刑』のような濃い内容の作品があれば…。

Posted by ブクログ

2008/04/13

ものすごく・・・思い込みの激しい文章を書く人だなぁ。 デビュー作を読んだ時も感じたけど。 どこかバランスを欠いているようにも思えるのだけれど、 そこが妙にこの人の持ち味でもある、ようにも。 とはいえ、自作小説に自作の絵画をセットに出来るのは 他の作家にはないところ。 “とりつ...

ものすごく・・・思い込みの激しい文章を書く人だなぁ。 デビュー作を読んだ時も感じたけど。 どこかバランスを欠いているようにも思えるのだけれど、 そこが妙にこの人の持ち味でもある、ようにも。 とはいえ、自作小説に自作の絵画をセットに出来るのは 他の作家にはないところ。 “とりつかれる”ての、結構作品全体を貫くキーワードかも。

Posted by ブクログ

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