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伊藤博文の情報戦略 藩閥政治家たちの攻防 中公新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社/ |
発売年月日 | 1999/07/25 |
JAN | 9784121014832 |
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伊藤博文の情報戦略
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商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
複雑な明治期の政治史を、情報という切り口で描写。伊藤博文と伊東巳代治をはじめ、明治期の政治家たちの人間関係の機微を、膨大な手紙の分析から描き出しており、興味深い。政治は感情で動くことを実証している。
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斬新な切り口で伊藤を捌いています。伊藤がどのように情報を収集し分析し、政治家としての情勢判断に役立てたのか、という問題意識で貫かれた質実な書です。ただ、基本的には国内政治における権力闘争の分析となっており、読んでいて眠気を誘います。国際政治における伊藤の情勢判断を扱った書物ではあ...
斬新な切り口で伊藤を捌いています。伊藤がどのように情報を収集し分析し、政治家としての情勢判断に役立てたのか、という問題意識で貫かれた質実な書です。ただ、基本的には国内政治における権力闘争の分析となっており、読んでいて眠気を誘います。国際政治における伊藤の情勢判断を扱った書物ではありません。 余談ですが、私は小学生のころ、伊東という先生に書道を習っていました。伊藤ではなく伊東なのか、と新鮮な違いを認識したことをおぼえています。本書でも、伊藤と伊東のちがいを明解に示しています。 伊東巳代治という人物は、戦前の書物にはいろいろと逸話が載っていたりしますが、秀才ではあったもののつきあうのがむずかしいタイプの男でした。極論すれば、首相になるにふさわしいのが伊藤で、伊東は宰相の器ではなかったということです。
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明治期の政治家の情報利用についての本…かな? あまり自信がいなのは、読んでいていろいろあったからです。 まず、情報手段の定義から始まり、明治初期から日露辺りにかけて伊藤博文を中心に、政治上での情報の遣り取りが書かれていました。 取り敢えず、脳内ぐちゃぐちゃになります。 ...
明治期の政治家の情報利用についての本…かな? あまり自信がいなのは、読んでいていろいろあったからです。 まず、情報手段の定義から始まり、明治初期から日露辺りにかけて伊藤博文を中心に、政治上での情報の遣り取りが書かれていました。 取り敢えず、脳内ぐちゃぐちゃになります。 まず、人間関係が複雑で、その上で情報戦線が繰り広げられているわけなので、頭の中で関係図を描きながら読まないとちょっと苦しいです。まあ、メモを取る程ではないですが。 また、度ごとに説明は付加されていますが、伝達手段の特性、或いは著者によるその定義をよく理解していないと、まあ、難しいですね。 読みにくいわけできなく、むしろ読み易いくらいですが、人によっては時間がかかるとは思います。 とはいえ、一般向けなので基礎程度の内容ではあったと思います。専門としている方には、比較的簡単です。 取り敢えず、個人的には終章ひどいです(笑) 伊東との関係については、もう突っ込むところしかありません。
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