知的生活社会に生きるアナタのための研究的生活の方法 知的生活社会に生きるアナタのための

鷲田小彌太(著者)

• 販売会社／発売会社: 東洋経済新報社/
• 発売年月日: 1999/07/28
• JAN: 9784492041239

商品レビュー

2023/08/28

おそらくこれも出版当時刺激をうけたものの一つ
時代は大きく変わったが、今でも面白いと思えるところもある。

2015/11/03

表題に含まれている「研究的生活」が、どういったものなのか気になったので手に取ってみた。それは、研究対象は何であれ、「自ら学び、調査し、研究する生活を、自分の生活時間の中に持つこと、組み込むこと」（p.3）であるといい、結果的に人生に潤いをもたらすと述べられている。万人に適用できないかもしれないが、考えかたとしてはおもしろい。ただ具体的な方法論や著者固有の私的なエピソードについては、本書が発刊から十数年以上が経過したため、現代の我々にややイメージしにくく、とりたてて主張しなくとも常識化してしまったこともかなり多い。著者は例示していないが、社会人が、業務命令でなく、やむにやまれず自らの意思で大学院に通うことも「研究的生活」の実際だろう。

2010/12/03

専門的・技術的職業従事者の総数は、830万人で総就業者数の12.8％（1995年）。
研究者の数は1997年で59万人（大学等16.4万人、研究機関4.2万人、会社等38.5万人）