屍蝋の街

我孫子武丸(著者)

• 販売会社／発売会社: 双葉社/
• 発売年月日: 1999/09/05
• JAN: 9784575233780

商品レビュー

2010/07/21

年代的にも古臭い感じのSF。そういうのを狙ってるっぽいけど。イメージ的には治安の悪いスラムの延長みたいな感じ。主人公が思い切り足手纏いなのは・・・いつも子猫ちゃんに助けてもらってばかりだし。元警官で子猫ちゃんが懐いてるんだから、もう少し魅力のある設定にしてほしかった。前作読んでないけど、前のは活躍してたのかな。

早川が死んでたのがショックでした。生きてたと思って喜んだら突き落とされたというｗ

2009/01/10

これが一般小説だって？男性作者だって？（「かまいたちの夜」の原作者さんか！）　あまりの萌えっぷりに一息に読み終えてしまいましたよ！　ああシンバ一匹欲しい。（と作中でも現実でもたくさんの人が思っていることでしょう）

40歳の警部補・溝口と16歳の美少年高級男娼・シンバの近未来小説。9年の時を超えて、第三作目が去年（なんですね）7月に連載終了したとのことで単行本発売がめちゃめちゃ楽しみです！　もうシンバが萌えて萌えてね……色々な事件に巻き込まれていくなかであらぬ欲望を持つ変態さんが続々と出現するわけですが、シンバを狙う歪んだ欲望（ペドフェリア＆ドS＆殺人鬼？）、警部補は「自分はヘテロだ」と言い張ってデキていないまでも「一番大事な人間」と懸命に守ろうとしていて久しぶりにヒットきました。これはBL好き、特に保護者＆被保護者コンビ好きにはオススメです！　早くこのとんでもない終わりの続き、二人のやり取り、関係が知りたい！　シンバのほうが少し幼い感じですが「NO.6」のネズミにも似ているかもしれない。

しかしシンバ、溝口のこと「おっさん」以外の呼び名でも呼んであげて（笑）。彼の過去、父親との関係も、もっと知りたいです。
『高塚樹里（ジュリ）（通称：シンバ）　性別：男　
　二〇〇九年二月四日生』 ←もうすぐ生まれます！

2007/10/23

SF。腐食の街の続編。主人公の頭ん中に居座った人格。ネット世界で賞金首にされたために逃げて対処法を探す。
・テンポ良し
・シンバ可愛い
・読みやすい