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エゴン・シーレ ウィーン世紀末を駆け抜けた鬼才 六耀社アートビュウシリーズ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 六耀社/ |
発売年月日 | 1999/06/30 |
JAN | 9784897373522 |
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エゴン・シーレ
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
28歳で夭折した天才画家、エゴン・シーレの人生。 ウィーンの美術館で初めてシーレの絵を観たとき、人体を描いた絵(関節がバキバキでほそーい体の・・・)があまりに独特で見入ってしまってからシーレは気になる存在。 ―・・・クリムトがあれだけ官能に惑溺する裸婦を惜しみなく描いたのにたい...
28歳で夭折した天才画家、エゴン・シーレの人生。 ウィーンの美術館で初めてシーレの絵を観たとき、人体を描いた絵(関節がバキバキでほそーい体の・・・)があまりに独特で見入ってしまってからシーレは気になる存在。 ―・・・クリムトがあれだけ官能に惑溺する裸婦を惜しみなく描いたのにたいして、シーレは、いつでもエロス的な存在であることに衝撃をもって気づかざるをえない人間存在の怖れ、あるいは、肉体という不完全な容器に入れられている人間の意識の不安を描きつづけることになる。その衝撃がもっとも強いはずの思春期の肉体を、シーレは、それゆえ倦むことなく描くのである。・・・(p32) 観てると、なぜか不安になるシーレの絵。投獄されていた時の絵のタイトルが、詩的で好きだなぁ。「芸術とわたしの愛する人のためにわたしは喜んで最後まで耐えよう!」「わたしは懲罰されたのではなく、浄化されたように感じる」「わたしは矛盾を愛する」「一個のオレンジが唯一の光であった」 絵では、「赤い布に横たわる裸婦」好き。 この本で彼の絵により夢中になりました。やっぱ天才!というか、鬼才!
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もちろんシーレの絵も強烈な印象だけど、「シーレは、早くやって来すぎたとも、やってくるのが遅すぎたともいえる青年だったのだ」との編著者の言葉もとても印象的。
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