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迷宮
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社/ |
発売年月日 | 1999/06/30 |
JAN | 9784087744200 |
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迷宮
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
折原一のようなドンデン返しかメタフィクショナルな展開があるかと思いきや、謎を残したまま終ってしまう。パスティーシュ以外のジャンルはアウェイなのか。
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読み進めると事件については徐々に分かってくるが、登場人物が誰なのか、事件の核心は何かは、隠されたまま進む。最後の章である程度わかってはくるが、何が事実なのかは明確にならないまま終わる。ちょっと消化不良な終わり方。
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+++ 一人暮らしの24歳OLが、自宅マンションで殺された。事件は被害者の性器が切除され、アイスクリームの中に埋められていたことで世間を震撼させる…。この猟奇殺人をめぐる週刊誌報道、取材記録、供述調書、手記、手紙、そしてモデル小説―。ひとつの事実をめぐるさまざまな言葉は、果たして...
+++ 一人暮らしの24歳OLが、自宅マンションで殺された。事件は被害者の性器が切除され、アイスクリームの中に埋められていたことで世間を震撼させる…。この猟奇殺人をめぐる週刊誌報道、取材記録、供述調書、手記、手紙、そしてモデル小説―。ひとつの事実をめぐるさまざまな言葉は、果たして真相を明らかにすることに成功するのか。ことば、言葉、コトバに溢れる現代社会の病的日常を照らし出すスリリングな問題小説。 +++ まさにスリリングな物語である。記憶喪失にかかったと思われる男が、治療と称してある猟奇的な犯罪にまつわるさまざまな文章を読まされる場面が物語の大半を占めるのだが、何のために治療者は男にこの文章を読ませるのか、男は一体だれなのか、そしてそもそも治療者はだれなのか、という疑問がどんどん湧き起こり、犯罪の異様さと相まって読者を迷宮へと誘いこむのである。治療するものとされる者の果たしてどちらが正気なのか、読むほどに判らなくなり、居心地の悪い読後感の一冊でもある。
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