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日本アパッチ族 長編小説 光文社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社/ |
発売年月日 | 1999/08/20 |
JAN | 9784334728694 |
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日本アパッチ族
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商品レビュー
4.6
6件のお客様レビュー
小松左京の陽気な戦記モノ。 鉄のニオイ。砂のニオイ。不毛のニオイ。 痛快で、悲哀のこもったアパッチに、ブルースを感じます。
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SFとしては古典の部類ですが、 両作品とも国歌とは民族とは人間とは・・・と 常に大人の生き方っを考えさせてくれる名作です。 『日本沈没』は2度映画化され、 TVドラマにもなりましたが、1作目の映画が最高です。 ライトな小説ばかりではなく、 昭和のパワーのある時代にあえてSF...
SFとしては古典の部類ですが、 両作品とも国歌とは民族とは人間とは・・・と 常に大人の生き方っを考えさせてくれる名作です。 『日本沈没』は2度映画化され、 TVドラマにもなりましたが、1作目の映画が最高です。 ライトな小説ばかりではなく、 昭和のパワーのある時代にあえてSF分野で人間を描き切った小松左京氏の名作にぜひ出会って下さい!! 【鹿児島大学】 ペンネーム:小松さんとご近所だった桜ケ丘ササニシキ
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小松左京が身罷ってしまいました。享年80歳。 50年代SFの正統派的な継承者としてだけではなく、全人類のかかえる哲学・思想・経済・政治などの、あらゆる問題性を措定する可能性を持った大説/全体小説の書き手として期待を一身に背負った巨人が、遂に志なかばで宇宙へと旅立ってしまいました...
小松左京が身罷ってしまいました。享年80歳。 50年代SFの正統派的な継承者としてだけではなく、全人類のかかえる哲学・思想・経済・政治などの、あらゆる問題性を措定する可能性を持った大説/全体小説の書き手として期待を一身に背負った巨人が、遂に志なかばで宇宙へと旅立ってしまいました。 SFの存在そのものを、現実を解析するもっとも先鋭的な文学として認識して、宇宙船も火星も未来もロボットも、すべてそのための方法論的視座として駆使するという思惟に、どれだけ身震いするほど心動かされたことか測り知れません。 文学史的には、単なる観念的な小説の書き手の埴谷雄高の方が高く評価され、SFだからといって小松左京の思弁的な小説は、同じ土俵ですら論じられたことのない歪な文学観の支配するこの現実社会。 まあ、ごちゃごちゃ言っても始まりません。 『継ぐのは誰か?』ですし、『果てしなき流れの果てに』です。 昨日から、弔いのために手当たり次第に彼の作品を読み返しています。 本書は、彼のいわば戦後文学であり、もう一方の小松左京独特の大阪人気質/革命志向の経歴/講談・落語・漫才好きとがコラボした他の誰も書けない大傑作です。 diver0620さん (2011-07-28) 泣。 実家に本を取りに行って弔いに参列します。 薔薇★魑魅魍魎さん (2011-07-30) きっと涙は似合わないから、ドンチャン騒ぎしてれば、ひょっとして生き返ってくるかもしれません。 今は、短編集『地には平和を』を読んでるところです。1963年刊行のA HAYAKAWA SCIENCE FICTION SERIESというポケミスと同じ装丁の初板本です。ついに初稿掲載誌『宇宙塵』は入手できずです。
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