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詩集 月に吠える 詩集 愛蔵版詩集シリーズ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本図書センター |
発売年月日 | 1999/10/25 |
JAN | 9784820519966 |
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詩集 月に吠える
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商品レビュー
4.3
10件のお客様レビュー
再読。以前読んだときは詩人の情報をほとんど入れていなかったが、いろいろ知った後に読むと、序文からとてもおもしろい。 詩については、統一感があるというか、コンセプトが割とはっきりしている印象。竹とか根とか、増殖するもののモチーフとか。計量調査をするといろいろ言えそう。 生きることに...
再読。以前読んだときは詩人の情報をほとんど入れていなかったが、いろいろ知った後に読むと、序文からとてもおもしろい。 詩については、統一感があるというか、コンセプトが割とはっきりしている印象。竹とか根とか、増殖するもののモチーフとか。計量調査をするといろいろ言えそう。 生きることにつきまとう不安とか、自身への違和感とか、ぼんやりとした感情を言葉にせずに詩に移しとるのが尋常ではなくうまい。その奥に言葉にはならないだけで明確なイメージがあるような気がするのは近代詩たるゆえんだろうか。あまり近代詩を読んでいないので、もう少し学びたい。
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北原白秋の序文はかなり詩的で私には難解だったが、作者本人の序文での"詩とは何か"の解釈がしっかりしていて好きだ。序文で満足する位。もちろん詩本文も暗い陰を落としていて夜にでもゆっくり読みたくなる。あと恋を恋する人めっちゃお耽美でびっくりした。
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北原白秋の序文がいい。 室生犀星が朔太郎のこと、兄と呼んでいる。親しさがわかる。 当時の発禁処分(…を受けた詩があった。この詩集では収録)の基準はどこら辺にあるのかな。 学生のころ、教科書に載っていた「竹」の詩がひどく好きで何度も繰り返し読んだ。 当時は力強い生命のみを感じて...
北原白秋の序文がいい。 室生犀星が朔太郎のこと、兄と呼んでいる。親しさがわかる。 当時の発禁処分(…を受けた詩があった。この詩集では収録)の基準はどこら辺にあるのかな。 学生のころ、教科書に載っていた「竹」の詩がひどく好きで何度も繰り返し読んだ。 当時は力強い生命のみを感じていたのだけど、「竹とその哀傷」という連作の中で読むと、またイメージが変わってくる。 生と薄皮1枚で死がひそんでいることを感じる。
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