ダブル・デュースの対決 スペンサー・シリーズ ハヤカワ・ミステリ文庫

ロバート・B.パーカー(著者), 菊池光(訳者)

• 販売会社／発売会社: 早川書房
• 発売年月日: 1999/10/15
• JAN: 9784150756734

商品レビュー

2010/05/28

スペンサー・シリーズ…

[文庫ＯＦＦ]

スペンサー・シリーズ19作目。少年ギャング団との直接対決に挑むべく、ギャング団の拠点に乗り込んでいったスペンサーとホークは・・・。ハードボイルドが好きな人にこのシリーズはおすすめです。

2023/04/20

スペンサー・シリーズの19作目。

珍しくホークが仕事を頼んでくる。
ギャングが支配する団地からギャングを追い払い、
少女とその赤ん坊を殺した犯人をつかまえる、と。
なかなか犯人が判明しない間に、少女のボーイフレンドが殺されてしまう。

ギャングが幅を利かせる黒人社会から抜け出したホークと、
ホークを尊敬しながらも自分のメンツを守ろうとするギャングのトップの若者が、
対決するのが面白かった。

一方、スーザンは一緒に暮らそうとスペンサーに提案してくる。
スーザンの家に引越し、暮らしてはみるものの、
最後には一人暮らしに戻る。
別々に暮らしていてうまくいっているのに、
なぜ一緒に住もうとスーザンが思ったのかが理解できない。

2021/02/28

スペンサー、ホークが少年ギャング集団と対決する。登場人物の心理描写をオブラートにくるんで表現し、読み手にあるべき人間像にホワッとした表現しようもない伝えてくれる。