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仔犬のローヴァーの冒険
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仔犬のローヴァーの冒険

J.R.R.トールキン(編者), クリスティーナスカル(編者), ウェイン・G.ハモンド(編者), 山本史郎(訳者)

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仔犬のローヴァーの冒険

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 原書房/
発売年月日 1999/06/20
JAN 9784562032051

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商品レビュー

3.3

9件のお客様レビュー

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2015/06/18

魔法使いにイタズラしたために、おもちゃに変えられた犬のローヴァーの冒険。月の世界で竜に追われ、くじらに連れられて海の底の人魚の世界へと行く。 トールキンが犬のおもちゃをなくした息子のために作った話が元になっているだけあって、次々と楽しい出来事が起こります。「ホビット」や「指輪物語...

魔法使いにイタズラしたために、おもちゃに変えられた犬のローヴァーの冒険。月の世界で竜に追われ、くじらに連れられて海の底の人魚の世界へと行く。 トールキンが犬のおもちゃをなくした息子のために作った話が元になっているだけあって、次々と楽しい出来事が起こります。「ホビット」や「指輪物語」のような壮大な物語とは違いますが、背後に広がる世界には壮大なものを感じさせられます。 巻末には詳しい解説もあり、トールキンの世界にどっぷり浸って楽しめます。

Posted by ブクログ

2015/03/14

トールキンはすごい ホビットや指輪物語で出てくる世界観と共通している部分があって面白かった ローヴァーたちが可愛い 音楽と景色が綺麗だった

Posted by ブクログ

2014/07/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この物語が書かれたきっかけが、お気に入りのおもちゃをなくしてしまった自分の息子をなぐさめるため・・・・という極めて私的で尚且つ愛情にあふれたものであることを反映し、冒険ものとはいうものの、ハラハラドキドキというよりホンワカホッコリという暖かい空気感にあふれた物語だったと思います。   モチーフとなっているエピソードの1つ1つは後の「ホビットの冒険」や「指輪物語」に通じるところもあるのですが、どちらかというと「北欧神話」をメインとする西洋神話群や、イギリスの典型的な言葉遊びの「マザー・グース」をかなり意識した(これは当初の対象読者が自分の子供達だった故)ものになっていると感じました。  もっとも肝心の言葉遊びの方はそこかしこに訳者の山本さんの工夫の跡が見える・・・・というだけで、英語ではどうなっていたのかは今の KiKi には知る術もないのですが・・・・。 物語全体もなかなか楽しいのですが、もう1つ魅力的なのはやはりトールキン先生直筆の挿し絵の数々でしょう。  「ローヴァーがおもちゃとなって冒険にのりだした家」という絵はどこか「ホビット村」の絵を彷彿とさせるし、「白竜がロヴァランダムと月の犬を追跡する」という絵はどこか「はなれ山」の絵を彷彿とさせます。  トールキン先生は物語を紡ぐ際に、常にかなりはっきりと、しかも細かい部分までヴィジュアル・イメージができあがっていたことがこれらの絵を見るとよくわかります。  と同時に、トールキン先生が世の中で大切だと考えていたものがどういうものだったのかも、明確に伝わってくると感じます。 物語の描写の中で特に KiKi のお気に入りだったのは満月が海の上に輝きあたかも月に至る細長い道を描いている部分で、その上を飛び続けることにより月に至るとは何ともまあロマンチック!!  そんな「月への旅」を想像するだけで楽しくなってしまいます。 せっかく次男のマイケル君のために作ったお話なのに、肝心のマイケル君は「おもちゃがどうしてなくなってしまったのか?」を説明する冒頭のエピソードだけで満足してしまい、それに続く様々な冒険物語にはさほど興味を示してくれなかったのだとか・・・・。  それにも関わらず、この物語が今ある形で残されるに至ったのは、トールキン先生ご自身がこの物語の創作を楽しみ始めたのに加え、長男のジョン君という続きの物語に興味を持ってくれる聞き手がいたからだったらしい。   それを反映してか、ローヴァーが冒険の旅に出るあたりから物語の成熟度というか、描写の細やかさ、さらには「どこかで聞いたことがあるような気がするお話」をトールキン流にアレンジした物語進行等々、練られた感が増していきます。  そういう意味では彼らの2人の息子の存在あってのこの物語だし、この物語があってこその「ホビットの冒険」という感じがします。

Posted by ブクログ