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スタープレックス ハヤカワ文庫SF

ロバート・J.ソウヤー(著者), 内田昌之(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/
発売年月日 1999/01/31
JAN 9784150112578

スタープレックス

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商品レビュー

4

7件のお客様レビュー

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2010/05/28

SFを舞台にしたミス…

SFを舞台にしたミステリ、と思いきや最後のSFらしい謎の解き明かしには感服。

文庫OFF

2022/01/01

「ショートカット」が発見され、異種族と連合を組んで宇宙に進出する人類。 ガラスマン、中年のキースとリサとの結婚生活、緑色の中性巨星と暗黒物質、イルカとの交流、イブ族とウォルダフード族との慣習と生物的違いによる軋轢、、、とにかく目まぐるしく謎が降ってくるので、最初はそれぞれの関連が...

「ショートカット」が発見され、異種族と連合を組んで宇宙に進出する人類。 ガラスマン、中年のキースとリサとの結婚生活、緑色の中性巨星と暗黒物質、イルカとの交流、イブ族とウォルダフード族との慣習と生物的違いによる軋轢、、、とにかく目まぐるしく謎が降ってくるので、最初はそれぞれの関連が全く分からず、消化不良に陥る。もっとイルカの話を聞きたかった。しかもメインは普通のおじさんの倦怠期のぼやきだし。これだけのアイデア、5冊本がかけてもおかしくないのに…最後は壮大に壮大な種明かしがされていき、うなりっぱなしだった。 「じつは、つい数日まえに、百日咳バクテリアから進化した生物といっしょに昼食をとりました。」 「冗談だろう」 「いいえ」 ウエッブの繊維が明るい緑色になっているのだ。キースは、イブ族のウエッブがそんな色になっているのを見たことがなかった。 「あれは深い感情的な状態をあらわしているの。同胞たちの支持に胸を詰まらせているのよ」 ロングボトルが吠えた。「人間の弱さを受け入れて、人間の強さを歓迎するんだ」 ジャグは黙っていた。 「リサは幸運な女性ですね。」 「いや。私がとても幸運な男なんだよ。」 ソウヤーは、種族間の融和が根底にあるので、最終的には安心して読める。最後のジャグとキースの会話は良かった。あと、不死の獲得(数百億年単位の生)は、フラッシュフォワードでも出てきて、ソウヤーの並行世界の究極のラストなんだろうか。

Posted by ブクログ

2017/12/28

探索宇宙船スタープレックス号は瞬間移動を可能とする謎の通路”ショートカット”を使って未知の宙域を探索する。乗組員は人間とイルカ、六本足のウォルダフード族とゲシュタルト生命体のイブ族だ。彼らを率いる宇宙船司令官キースが壮大な旅路の末、つきとめた秘密とは…? ソウヤーといえば、「世...

探索宇宙船スタープレックス号は瞬間移動を可能とする謎の通路”ショートカット”を使って未知の宙域を探索する。乗組員は人間とイルカ、六本足のウォルダフード族とゲシュタルト生命体のイブ族だ。彼らを率いる宇宙船司令官キースが壮大な旅路の末、つきとめた秘密とは…? ソウヤーといえば、「世界中の人々の意識が数分間だけ21年後の未来に飛んでしまった!」とか「タイムマシンで恐竜絶滅の謎に迫る!」とか、とにかく魅力的なプロットが得意!という印象が強いのですが、本書はあらすじを読んだだけではどうも魅力が伝わりません。とはいえ、物語の終盤で明らかになる謎は、「さよならダイノサウルス」でみせた大胆な風呂敷のたたみかたと同様、なかなか強引さを感じる結末です。まあそれがソウヤーらしくていいなと思うのですが、解説で示される「本書で解決される15の謎」はちとこじつけ過ぎな気がしてなりません笑 一方、これまでのソウヤー作品でも時折感じた「合わなさ」は本書でも健在。本書では司令官にして主人公キースの人柄がどうにも合わない… というか、どうもこのキースにソウヤー自身が投影されている気がして、終始嫌悪感を抱いてしまったのでした。

Posted by ブクログ

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