創造のちから 「不思議な企業」林原の発想

牧野昇(著者)

• 販売会社／発売会社: エイチアンドアイ/
• 発売年月日: 1999/02/10
• JAN: 9784901032049

商品レビュー

2012/12/09

トレハロースの不思議なコマーシャルで記憶に残っている会社の社長へのインタビュー。岡山にある地方の会社の革新的な経営がとても面白かった。それだけに、なぜ、この会社が倒産したかが不思議で残念だった。

2009/09/07

《４コマ図解・読書録゛(ログ)》No.24
http://archive.mag2.com/0000255083/20080610021000000.html
牧野昇【著】
『創造のちから』
　〜「不思議な企業」林原の発想

2006/01/27

前からずっと気になっていたすごく不思議な企業、林原。抗がん剤のインターフェロンと風水や気が同じ次元で真正面から研究されている会社。なるほどバカの壁がないのです。そして「創造」についてさらっと語られるいくつもの言葉。「自由を求める」「生物を中心にとらえる」「面白そうだからやってみる」。意外だったのは「創造に必要なのは組み合わせ」（２５２ページ）というところ。「自分にしかできないコトを！」「オリジナル！」なくだりかと思っていたら、自分が思っていたことと同じでした。ネタはほとんど出揃ってると思っていたので、あとは「編集」だと。でもこれ「人口減少社会の〜」にもこれからの市場のキーとしてあがっていました。あがっていたといえば「白紙の状態になる」（２０２ページ）のところも「対話」の「〜考えて正しいと思ったことは〜」と同じでした。この本を読んで大企業の時代はやっぱり終わったんだと思いました。そういえばページの端にちょこちょこ出てくる「創造のヒント」、こういうのは楽しいです。