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俳句専念 ちくま新書
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俳句専念 ちくま新書

金子兜太(著者)

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俳句専念 ちくま新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 1999/01/20
JAN 9784480057846

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みんなの感想まとめ
  • 俳句表現探求
  • 伝統と革新
  • 日本文化理解
  • 静かな詩的感性
  • 言葉の奥深さ
  • 現代俳句の背景
  • 独自の人生経験
  • 豊かな表現追求
  • 心の動き感じ取る
  • 詩的価値観の交差

テーマは、俳句という表現形式における深い探求と、著者の独自の人生経験から生まれる詩的な感性です。作品は、静かでありながらも言葉の奥深さを感じさせ、表現の限界を攻める姿勢が際立っています。読者は、俳句を通じて作者の心の動きや、彼が抱える猥雑さを感じ取ることができ、そこにある豊かな表現の追求が魅力的です。また、著者の経歴や講演録を通じて、現代俳句の背景にある日本の風土や文化への深い理解が描かれています。作品は、俳句の伝統と革新の交差点に立ち、読者に新たな視点を提供する一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2019/06/01

何となく書店に並んでゐたため。 大変すぐれた俳人であるといふことは耳にしてゐたが、どういつたところですぐれてゐるのか、また俳句といふ世界では何がすぐれてゐるといふのか、わからずにゐたから、まずはどんなひとか自分の目で見て考へてみたいと感じたからであらう。 句だけみると、とても静か...

何となく書店に並んでゐたため。 大変すぐれた俳人であるといふことは耳にしてゐたが、どういつたところですぐれてゐるのか、また俳句といふ世界では何がすぐれてゐるといふのか、わからずにゐたから、まずはどんなひとか自分の目で見て考へてみたいと感じたからであらう。 句だけみると、とても静かで固い印象のものが多いと思ふ。しかし、それは理屈つぽさといふのではなく、ことばがことばとして尽きてゐるやうな、さうした印象だ。ことばによる説明を拒む、さういつた方が相応しいだらうか。詠んで何かを書かれてゐないあれこれを想像するのではなく、ことばそれ自体が、書かれてゐないことをも示してゐる。 そこには、絶えまない表現の飽くなき追求があつたことだと思はれる。子規や虚子の見出したあまりにも分厚い壁を、俳句といふ表現形態のぎりぎりまで攻める。そして、山頭火や一茶の句に至る。さうした創る衝動は、流行と伝統のまさに不易流行ではないか。 彼の語る経歴を読んでゐると、歩んできた道のりはそれほどまつすぐなものではない。自分の死の可能性、仲間の死ぬ可能性を潜り抜け、それでもなお、とどまることを知らぬ人生。そのどろどろした不定形。猥雑でぐちゃぐちゃなものをたくさん抱へてゐたはずだ。 しかし、句はさうした猥雑さがまつたくと言つていいほどみられない。かと言つて抑制的で理屈つぽいといふことではない。 彼が歩んできた実体験だけではかうにはならなかつただらう。実体験といふ液体をたつた数字の共通のことばで固体にするといふことは彼には息をするやうに「当たり前」なのだ。俳句を書かうとして書いてゐるのではなく、彼の心の動きが俳句的なのだ。

Posted by ブクログ

2006/06/07

現代俳句協会名誉会長金子兜太の自叙伝。前半の講演録が面白い。前衛、社会派と呼ばれても、その根幹には日本の風土、産土の感覚がある。有季定型を完全に無視してはいけない。

Posted by ブクログ

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