司馬遼太郎の風景(7) オホーツク街道・十津川街道 NHKスペシャル

NHK「街道をゆく」プロジェクト(著者)

• 販売会社／発売会社: 日本放送出版協会/
• 発売年月日: 1999/05/21
• JAN: 9784140804049

商品レビュー

2023/03/22

「司馬遼太郎の風景(7)」街道を行くプロジェクト、日本放送出版協会、1999.05.25
222p ¥1,890 C0395 (2023.03.22読了)(2023.03.19拝借)
副題「オホーツク街道／十津川街道」

【目次】
Ⅰ　オホーツク街道
謎の外来「先祖」を追って
　オホーツク人と北方文化
大陸に開かれた北の窓口
オホーツク人の故郷へ
Ⅱ　十津川街道
壺中天
天誅組騒動
十津川共和国
「安堵」の歴史
　もう一つの十津川村
　苦悩する桃源郷
あとがき
引用文献／参考文献

☆関連図書(既読)
「司馬遼太郎の風景(1)」街道を行くプロジェクト、日本放送出版協会、1997.10.25
「司馬遼太郎の風景(2)」街道を行くプロジェクト、日本放送出版協会、1998.01.25
「司馬遼太郎の風景(3)」街道を行くプロジェクト、日本放送出版協会、1998.04.25
「司馬遼太郎の風景(4)」街道を行くプロジェクト、日本放送出版協会、1998.07.25
「司馬遼太郎の風景(5)」街道を行くプロジェクト、日本放送出版協会、1998.12.25
「司馬遼太郎の風景(6)」街道を行くプロジェクト、日本放送出版協会、1999.03.25
（パンフレットより）
▼縄文の昔、北海道から樺太、沿海州にかけて暮らしていた人々の実像を明らかにするために、司馬遼太郎は最果ての地・オホーツクへと向かった。日本人が単一の農耕民族ではなく、人種としての豊かさを持っていることを確かめる旅でもあった。
▼十津川は、免租という特権を守るために日本史の変わり目ごとに中央の政権に対し働きかけを行うことで、一種の独立を保ってきた、特異な土地である。列島の中央に位置する秘境・十津川から日本史を逆照射し、国家に束縛されない民の生き方を思念する。
（「BOOK」データベースより）amazon
流氷の海を疾駆し北方アジアの血と文化を遺して消えた。謎のオホーツク人を追って北進する。「オホーツク街道」、命懸けで免租と自由を守り抜いた山の民。貧しき自然郷でなぜ健全な「公」の精神が育まれたか。「十津川街道」。NHKスペシャル「街道をゆく」の出版化。