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頭痛と悪夢(4) 英米短編ミステリー名人選集 光文社文庫英米短編ミステリ-名人選集4
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商品詳細
内容紹介 | 内容:ダヴィデを探して 田口俊樹訳. 慈悲深い死の天使 田口俊樹訳. 夜明けの光の中に 田口俊樹訳. クリスマスほどにも暗く 田口俊樹訳. マロリイ・クイ-ンの死 芹沢恵訳. ケラ-の治療法 田口俊樹訳. ケラ-の責任 田口俊樹訳. 泥棒は煙のにおいをかぎつける 田口俊樹訳. エイレングラフの確認 宮脇孝雄訳. 言えないわけ 田口俊樹訳. どこまで行くか 宮脇孝雄訳. フロント・ガラスの虫のように 高見浩訳. 頭痛と悪夢 宮脇孝雄訳 |
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販売会社/発売会社 | 光文社/ |
発売年月日 | 1999/05/20 |
JAN | 9784334761097 |
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頭痛と悪夢(4)
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2件のお客様レビュー
アメリカの作家ローレンス・ブロックの短篇集『頭痛と悪夢―英米短編ミステリー名人選集〈4〉(原題:Headaches and Bad Dreams)』を読みました。 『殺しのリスト』、『殺しのパレード』に続き、ローレンス・ブロックの作品です。 -----story--------...
アメリカの作家ローレンス・ブロックの短篇集『頭痛と悪夢―英米短編ミステリー名人選集〈4〉(原題:Headaches and Bad Dreams)』を読みました。 『殺しのリスト』、『殺しのパレード』に続き、ローレンス・ブロックの作品です。 -----story------------- シルヴィアの悪夢は現実のものとなった。 将来を約束していた恋人が溺死したのだ。 そのときからだった。否定しようのない霊能力が発揮されはじめたのは…(「頭痛と悪夢」)。 ’98年度MWA賞短編部門候補作「ダヴィデを探して」を含むスカダーもの3編のほか、軽妙なタッチで読者を楽しませてくれる泥棒ローデンバーものなど13編を収録。 作品の幅の広さと、変化に富むシリーズものに冴えをみせるブロックの、上質なオリジナル短編集。 ----------------------- 1999年(平成11年)に刊行された日本オリジナルの短篇集… マット・スカダー・シリーズ、殺し屋ケラーシリーズ、泥棒バーニイ・ローデンバー・シリーズ等々、幅広いバリエーションのローレンス・ブロック作品が愉しめる一冊でした。 ■ダヴィデを探して Looking for David ■慈悲深い死の天使 The Merciful Angel of Death ■夜明けの光の中に By the Dawn's Early Light ■クリスマスにもほど暗く As Dark as Christmas Get ■マロリイ・クイーンの死 Death of the Mallory Queen ■ケラーの治療法 Keller's Therapy ■ケラーの責任 Keller on the Spot ■泥棒は煙のにおいをかぎつける The Burglar Who Smelled Smork ■エイレングラフの確認 The Ehrengraf Affirmation ■言えないわけ Like a Bone in the Throat ■どこまで行くか How Far It Could Go ■フロント・ガラスの虫のように Like a Bug on a Windshirld ■頭痛と悪夢 Headaches and Bad Dreams イチバン印象的だったのは、泥棒バーニイ・ローデンバー・シリーズの『泥棒は煙のにおいをかぎつける』でしたね… 稀覯本の蒐集家の欲望が巧く織り込んであったし、密室殺人トリックも冴えていて面白かったです。 安定的な面白さは、やはり殺し屋ケラーシリーズ… ケラーが精神科医に通うことから生じたトラブルを描いた『ケラーの治療法』、ケラーがターゲットとなる人物に好感を抱くという意外な展開と依頼人の意外性が面白い『ケラーの責任』、2作品とも愉しめました。 初めて読んだマット・スカダー・シリーズの3作品… 理屈でも義務でもない、スカダーならでは掟に従った判断に共感できました、、、 美しさを保ちたかったという欲望、そのためだけに身体を削ったという動機が印象的な『ダヴィデを探して』、安楽死という難しいテーマを焦点にあてた『慈悲深い死の天使』、証拠を残さず妻を殺害し、愛人を自殺に追い込んだ非道な男を追い込むスカダーに惚れ込んだしまった『夜明けの光の中に』、3作品とも愉しめました。 レックス・スタウトの創造した巨体探偵ネロ・ウルフとその助手アーチー・グッドウィンのパロディ… レオ・ヘイグとチップ・ハリスンの事件を描いた『クリスマスほどにも暗く』と『マロリイ・クイーンの死』はまずまずかな、ネロ・ウルフ・シリーズを読んだことがあれば、もっと愉しめたかも。 悪徳弁護士マーティン・H・エイレングラフ・シリーズの『エイレングラフの確認』は、凶悪な殺人犯に雇われた悪徳弁護士の取った行動が印象的… 期待できそうなシリーズなので、機会があれば他の作品を読んでみたいな。 妹を凌辱して殺害し死刑判決が出た犯人から届いた手紙… 最後がちょっとすっきりしなかったけど、心理駆け引き面白かった『言えないわけ』、 長距離トラックドライバーを主人公にしてスティーヴン・スピルバーグ監督作品の『激突!(原題:Diel)』っぽい怖さを感じた『フロント・ガラスの虫のように』と、霊能力者の運命が暗転する『頭痛と悪夢』は、エンディングが印象的でした。 ローレンス・ブロックの作品は面白いですね… 何冊か在庫があるので、この後も読んでみようと思います。
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「泥棒は煙のにおいをかぎつける」バーニィに近づく女ってある意味悪女なのかしらん。短編にはマット・スカダーも登場するので、今度はそちらに挑戦してみようかな。未訳の“The Burglar on the Prowl”も読んだので、バーニィ・シリーズを読破してしまいました。こちらの邦訳...
「泥棒は煙のにおいをかぎつける」バーニィに近づく女ってある意味悪女なのかしらん。短編にはマット・スカダーも登場するので、今度はそちらに挑戦してみようかな。未訳の“The Burglar on the Prowl”も読んだので、バーニィ・シリーズを読破してしまいました。こちらの邦訳とシリーズ新作を待ち望みたいです。
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