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無敵のハンディキャップ 障害者が「プロレスラー」になった日 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 1999/06/10 |
JAN | 9784167628017 |
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無敵のハンディキャップ
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商品レビュー
4.5
9件のお客様レビュー
古い本なので、図書館で借りて読みました。 とても読みやすく、時代は30年くらい経ってるけど、健常者と障害者の関係を考えるのには何ら色あせてることはなく、昔よりは今の方が少しオープンになったかな…と思うくらいかな。生きやすさが増しているとこと、本質は変わらないとことあるのだと思う。...
古い本なので、図書館で借りて読みました。 とても読みやすく、時代は30年くらい経ってるけど、健常者と障害者の関係を考えるのには何ら色あせてることはなく、昔よりは今の方が少しオープンになったかな…と思うくらいかな。生きやすさが増しているとこと、本質は変わらないとことあるのだと思う。映像で見てみたい。
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「どうじょうの、はくしゅは、いらないのですね」 安易な思考停止を排すべく、障害者対健常者のマッチメイクをも試みるプロレス団体「ドッグレッグス」。酒乱、女装癖、ソープランド通い…。情けなくてだらしなくて自分勝手で、けれど愛すべき等身大の障害者群像を描いた第20回講談社ノンフィクショ...
「どうじょうの、はくしゅは、いらないのですね」 安易な思考停止を排すべく、障害者対健常者のマッチメイクをも試みるプロレス団体「ドッグレッグス」。酒乱、女装癖、ソープランド通い…。情けなくてだらしなくて自分勝手で、けれど愛すべき等身大の障害者群像を描いた第20回講談社ノンフィクション賞受賞作。 著者は障害者のボランティア活動をしているが、活動を続けるうちにこれまでのボランティア活動に疑問を持ち、自分たちで新たな活動を始めた。試行錯誤のうち辿り着いたのが、プロレスだった。 障害者同士の試合や、障害者と健常者の試合は息をのむ。身体と身体のぶつかり合いは、ボランティアをする・されるという関係を超えて、障害者と健常者をつなぐものとなった。 私たちは、障害のある人もない人も「同じ」だと言います。同じでない、という人を非常識だとも思います。 しかし、著者は、それは「同じと言うことで、障害者について考えることをやめている」ことだと言います。 ですから、著者は、健常者のそういった「常識」にゆさぶりをかけます。障害者同士が、障害者と健常者がぶつかりあう「障害者プロレス」を企画し運営する著者は、その過程で「障害者と健常者は違う。 それを表現するために闘い抜き、最後に得た物は、障害者も健常者もないという一瞬だった。」と述べます。 「障害」とは何だろうか、と考えさせられました。 皆さんは、ドッグレッグスをご存じだろうか? 従来のボランティアに違和感を感じて、障害者と本音で関わりたいという気持ちで、障害者プロレスを作った若者と障害者レスラーの熱いドラマ。 この本に出てくる障害者は、「身体は不自由でも心は綺麗で一生懸命生きる人たち」というメディアが作ったイメージとは程遠い人たち。女性のボランティアに優しくされてかんちがいしたり、女性のボランティアを奪いあって喧嘩したり、厳しい現実に嫌気がさして大酒飲んで大暴れしたり、母親から育児放棄されたために基本的な身の回りのことが一人で出来ない、盗癖や偏った食生活の障害者、手持ちのお金を菓子パンに浪費する障害者など、そんな障害者がドッグレッグスの中で、居場所や生き甲斐を見つけたり、「自分は健常者と変わらない」と思っていても仕事でミスを連発したり、過保護な親の愛に甘えてしまい大人になりきれなかったり、テレビでは分からない障害者の赤裸々な人生が満載です。 酒と女と金のトラブルにまみれた浪貝や仕事と親との関係が上手くいかない矢野慎太郎や女装癖のある大賀や母親に捨てられ知的障害者の規定ぎりぎりのために社会の荒波に揉まれる菓子パン好きの菓子パンマンという渾名の障害者など個性的な障害者とドッグレッグス代表の北島たちの、波乱万丈のドラマ。 この本を読んで、本当の福祉の有り様を考えてください。
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人が人として真剣に生きること! 自分が自分に正直に生きること! 読み進めているときに じゃあ あなた(自分)は どうなんだ と 何度も 問い返される 各章の頭に挿入されている「写真」を 途中何度も振り返ってしまいました いゃあ ガツンと来る 素適なノンフィクションの一冊です
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