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望みしは何ぞ 王朝・優雅なる野望 中公文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社/ |
| 発売年月日 | 1999/04/18 |
| JAN | 9784122033924 |

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望みしは何ぞ
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商品レビュー
4.1
10件のお客様レビュー
嫡流の頼通、教通兄弟…
嫡流の頼通、教通兄弟に対抗するため、藤原能信は禎子内親王に肩入れし自分の勢力を築き上げようとする。それは、自分でも気づかぬうちに摂関政治そのものを壊すことにつながっていった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
「この世をば」の続編、藤原道長の子たちの物語です。藤原家は道長の一人勝ちで権勢揺るぎない、と見えて、時代は既に「望月の欠け」てゆく流れが止められないのがまざまざと語られます。14ページ目の、主人公・能信を含めた、道長の子たちの系図(最初見た時「夕霧のモデルかよ!」と思いました)は、鷹司どの(源倫子)と高松どの(源明子)が産んだ子たちの格差をはっきりと示し、物語の背骨となっています。でも、有利なはずの倫子所生の子たちも、道長のような強運には、誰も恵まれなかったのですね。息子たちは誰も外祖父になれず、娘たちは彰子以外は誰も母后になれなかった。それにも増して、当時の日本社会はとっくに破綻していたことを、中世が迫って来ていることを誰も分かっていない…といううすら寒い思いが残ります。
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道長の四男、藤原能信の生涯を描く。 「人物叢書藤原彰子」に出て来て初めて知り、永井路子氏が「望みしは何ぞ」で描いていると知り読んでみた。道長以降、子世代の王朝模様。 藤原能信、995~1065、70歳没。父は道長だが母は明子。正妻倫子の子供たちに比べ、明子の子供たちは男子は出世...
道長の四男、藤原能信の生涯を描く。 「人物叢書藤原彰子」に出て来て初めて知り、永井路子氏が「望みしは何ぞ」で描いていると知り読んでみた。道長以降、子世代の王朝模様。 藤原能信、995~1065、70歳没。父は道長だが母は明子。正妻倫子の子供たちに比べ、明子の子供たちは男子は出世が遅く、女子も天皇の后になるのは倫子の娘のみ。・・とこういう差を能信はずっといまいましく思っている。倫子が親王の孫なのに対し、母の明子は醍醐天皇の孫なのだ、という自負もある。 「この世をば」が道長を主人公にして、第三者的に道長の行跡を記したのに対し、こちらは実際の会話は「 」で示すが、そのあとで、ー〇〇、と心の内で思ったことを記す。これが効果的で、倫子腹の子供たちの「陽」にたいし、明子腹の「陰」の部分が際立つ。そして、『公家社会は、ある意味では演技の世界だ。仮面の下に本心を隠し、あくまで優雅に、心にもない演技を続けていかねばならない』と永井氏は述べる。 本では、詮子の40才の賀祝に兄の頼宗が、倫子の長男頼道より舞を上手く舞った時、さらに「この世をば」の酒宴の時の様子もあるが、能信目線で書いてあるので、舞の時は倫子は「こわいおばさん」、この世をば、の酒宴では実資と道長のやりとりを書きながら、この三后のなかに自分と母を同じくする姉妹はいないのだ、と吐かせている。 永井氏の歴史観、人間観の俯瞰の物語なので、ドラマや辞典などでの人物像との違いもあった。能信の母明子は、永井氏は「この世をば」でもこの本でも、そこはかとない世間知らずな浮世離れした美女、と描いているが、大河では息子の舞の場面など、自分の子を盛り立てようと厳しい様で描いていた。また能信は彰子の妹で三条天皇后妍子の中宮権現になっているのだが、辞書などでは派手好き、と出てくるが、この本では男子を産めなかったことで自信を無くしてぼうっとしている、と描いている。 そして妍子についてはそういう描き方なのだが、その娘禎子内親王が後朱雀天皇の中宮となるとその中宮職も務め、禎子内親王に寄り添う形で人生を歩んだように見える。そして禎子内親王と後朱雀天皇の子、尊仁親王の後見となり、後朱雀亡き後、次の後冷泉天皇の東宮に尊仁親王がなることに成功する。 この尊仁親王東宮職として20年を全うし亡くなるのである。そして能信亡後3年して尊仁親王は後三条天皇に。さらに後三条天皇の次の天皇は白河天皇。そしてその母は能信の養女茂子(妻の兄の娘)・・・ 生きていれば外祖父か?ともなるが、白河天皇といえば院政への布石。歴史は流れる。 あ~、もう読み進めるのに何度系図を見て検索を繰り返したことか。天皇とその妃をめぐり、道長の子供たち、さらにその孫たちの婚姻関係でぐちゃぐちゃだ。 「中央公論文芸特集」1992年秋季号~94年冬季号に連載。 「永井路子歴史小説全集第六巻」1995.3 単行本 1996.3.7初版 図書館
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