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市場社会の思想史 「自由」をどう解釈するか 中公新書
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市場社会の思想史 「自由」をどう解釈するか 中公新書

間宮陽介(著者)

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市場社会の思想史 「自由」をどう解釈するか 中公新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社/
発売年月日 1999/03/25
JAN 9784121014658

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商品レビュー

4

7件のお客様レビュー

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2010/05/28

経済思想史を概括する…

経済思想史を概括する上で、とてもわかりやすい本だった。第15章から読むと全章を見通すことができると思う。とくに、ヴェブレンの紹介などは興味深かった。

文庫OFF

2019/01/06

コンパクトによくまとまった経済思想の通史。 どこかのブログで推薦されていたので読んでみました。 もともとは1991年に著者が放送大学で担当した「経済思想」講義のテキストで、加筆訂正されて1999年に新書として発刊されたもの。 メモ代わりに書き連ねれば… アダム・スミスの古典派...

コンパクトによくまとまった経済思想の通史。 どこかのブログで推薦されていたので読んでみました。 もともとは1991年に著者が放送大学で担当した「経済思想」講義のテキストで、加筆訂正されて1999年に新書として発刊されたもの。 メモ代わりに書き連ねれば… アダム・スミスの古典派経済思想〜歴史学派(リスト)・社会主義(マルクス)による反動〜新古典派(メンガー、ジェヴォンズ、ワルラス)による限界革命〜ヴェブレンによる消費の分析〜ポラニーの「大転換」論による市場社会の相対化〜バーリとミーンズによる法人企業の変容研究〜ケインズ革命(有効需要、期待理論、貨幣論)〜ハイエクによる計画経済批判〜フリードマンらシカゴ学派のマネタリズム反革命 …という一連の流れを概観することができます。 まさに教科書的な一冊なので、常に手元に置いておけば有用だと思います(自分は図書館で借りたので返さなきゃいけませんが)。 面白いなと思ったのは、古典派に対するアンチテーゼとしての歴史学派・社会主義者の登場。 これって、現代の新自由主義・グローバル金融資本主義に対する反市場主義・反グローバリズムによる批判、という構図と完全に重なってみえます。 右(歴史学派)左(社会主義者)双方からの批判である点も含めて。 歴史って進歩しているようでぐるぐると周回しているようなものなのですかね。

Posted by ブクログ

2018/11/15

アダム・スミス、ケインズをはじめとする経済思想家の経済理論について時代を追ってまとめたもの。市場について、社会主義について、貨幣について、マネタリズムについてなど、経済史上重要なテーマに触れ思想家の意見を対比させ解き明かしていく手法が面白い。興味深く読めた。印象的な記述を記す。 ...

アダム・スミス、ケインズをはじめとする経済思想家の経済理論について時代を追ってまとめたもの。市場について、社会主義について、貨幣について、マネタリズムについてなど、経済史上重要なテーマに触れ思想家の意見を対比させ解き明かしていく手法が面白い。興味深く読めた。印象的な記述を記す。 「ヨーロッパはウィーン会議から第一次世界大戦勃発に至るまで平和な100年間を享受してきた。この100年間にヨーロッパ諸国の間に起こった戦争といえば、クリミア戦争を除くと全部でわずか18ヶ月間である。ちなみに、19世紀に先立つ2世紀をみると、1世紀平均で延べ60ないし70年間にわたって戦争が起きているのである」 「利己心に基づく競争によって自然的自由の制度が実現すると考えたアダム・スミス、自由貿易の利点を説くリカード、スミスやリカードらの学説を総合したJ.S.ミル、および彼らの先行者たるマンデヴィルが、こうした経済的自由主義の代表的な思想家である」 「自由主義の自由は法の支配下の自由であり、法によって保証された私的領域のなかで享受される自由である。ところが自由放任主義は自由を社会形成との関係で論じることがない。そうした事柄を不問にしておいて「もっと自由を」と主張するのが自由放任主義である」

Posted by ブクログ